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閲覧数順 2017年08月17日更新

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自分のキャリアを明確に決める必要があるのか?

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社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 現場の事例・私の体験

 少し前のことになりますが、新卒採用活動の中で実際にあったことです。

 

 ある応募者の学生さんとの最初の面接を行う際、提出された応募書類を見ると、勉強してきた内容としては、自社の事業で活かせそうなことがいくつかありました。

 

 少し期待しながら面接にのぞむと、その学生さんは、「御社の○○部門の○○プロジェクトに興味を持ちました。その仕事に関わることができるならば御社を志望します」と言います。

 他の興味ややりたいことを聞いても、かたくなに“その部署でのその仕事”ということだけを話し続け、「他の業務内容にはまったく興味がありません」とまで言い切ります。

 

 結果として、この学生さんを採用はしませんでした。

 そもそも希望したプロジェクトの仕事が永遠に続く訳はありませんから、ご本人が言っている興味を満たし続けることは、会社としても不可能です。何よりも興味の幅が狭くて思い込みが強すぎ、あまりにも柔軟性がないと評価したからです。


 自分のキャリア目標を明確に定めて、それに向かって努力するということは、とても素晴らしいことです。ただ、その目標をどのように定めるかは、その人が目指しているものによって、多少の違いがあると思います。

 

 例えば医師、看護師、弁護士、教師、美容師、保育士など、国家資格や所定のスキル習得ができなければ仕事に就けないものであれば、早い時期から目標を定めて、それに向かって勉強していかなければなりません。

 

 その一方、もう少し曖昧なキャリア目標もあります。人の役に立ちたい、海外で働いてみたいなどという抽象的なことも目標と言えば目標であり、それに向かって取り組むべきことには少し幅があって、いろいろな事が考えられます。

 

 就職活動において、自分が目指すことを明確にするようにという指導がされることがあります。きちんと目標を定めて活動することは大事なことではありますが、「この会社に行きたい!」にこだわれば、その会社での仕事内容には妥協が必要でしょうし、逆に仕事内容にこだわれば、それをどこでやるかについては、柔軟に考えざるを得なくなります。

 

 今活躍しているような経営者の中には、いつかは起業すると心に決めていてそれを実現した人もいるでしょうし、自分で思ってもいなかったが起業せざるを得なくなったなど、思いがけず社長になったという人もいます。

 

 普通に働いている人も同様で、自分が思い描いた通りの仕事に就いている人もいるでしょうし、そうでない人もいるでしょう。ただ、初めに描いた道筋通りに職業人生を歩んできた人は、たぶんほとんどいないと思います。

 長きに渡ってやってきた事業を継承するような場合でも、これから先も同じようにやっていけば良いという保証はどこにもありません。

 

 このように、その人がどんな仕事をしていくかというキャリアを、あらかじめ決めてしまうということは相当に難しいことです。

 

 私が出会った学生さんは、あまりにもこだわりが強い特殊な例かもしれませんが、目標を明確に定めることが重要である反面、それにこだわりすぎることは、自分の経験を広げるために良いこととは思えません。

 

 狭い範囲で具体化しすぎて、なおかつそれにこだわりすぎると、自分の持っている可能性を減らしてしまうと思います。

 特に自分のキャリアに関しては、自分なりに納得できる柔軟性を持ちながらの目標設定が、特に必要ではないかと思います。

 

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