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2016年以降の世界で「留学」するための条件

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留学

「カナダの小さな町」で高校生留学を主催しています。

高い教育レベル、世界の先を行く教育内容のカナダで、大学卒業まで見届けた生徒も多数。


劇的に変わり行く世界に、飛び出す留学生たちに必要な能力も同じく劇的に変わっています。

今後の世界で「留学」するための能力条件を連載で書いてみようと思います。


留学サポートを始め8年目にNew York の同時多発テロが起こりました。

送り出す生徒の人選を厳しくしたのはこの頃からです。

生半可な能力と精神力では、異文化で最大限の効果を得るどころか、マイナスの影響の方が過大だと直感しました。


そして、パリの同時テロ。

長年、人間が行って来たことへの大きな代償が、一挙に襲って来た気がします。

増幅された「人種隔離」による大きなひび割れが、この地球で共存するべき人類を敵対させています。


貧しい国から豊かな国へと押し寄せる難民、移民たち。

新しい国の新しい生活の中にも存在する「人種隔離」が、また新たな「ひび割れ」につながる可能性はこの上なく高いと感じます。


そのような危うい世界で、母国を出て留学する生徒たち。

留学先では、留学先の国民だけでなく、移民・難民と共存することが絶対必要になります。

世界の「人種隔離」を客観的に理解し、自分から「ひび割れ」を感知し、自分で自分を守る能力がこれからの「留学」の条件です。


若干15歳で「留学」する高校生も例外ではありません。

もちろん、大学生、社会人は言うまでもありません。


これからの世界で「留学」出来るための条件とは:


1. 「留学」先の社会に自分から参加し、たくさんの人とコミュニケーションを取れる積極的な性格と言語能力



単一民族の国「日本」で生まれ育った経験はほぼ役に立たない所で生活し、勉強するのが「留学」です。


周りの人たちを観察し、話を聞き、異なるすべての人たちの後ろにある歴史を理解しようとする姿勢が大切です。

その理解により、人種・民族・文化・言語を共有しない人たちは、自分とは全く異なる考えかたを持つと認識すること。


「世界の人々の多様性を最良の方法で理解できるようになる」これがこれからの「留学」の意義です。

 


2. 「自由」の意味を知っていること


「自由」とは、自分勝手に何をやっても許されることではないこと。

「自由」とは、自分の意思で自分の行動を決め、それを遂行することに責任を負うこと。

「失敗するも成功するも」自分のせい。

どんな結末になっても人に責任をなすりつけることは出来ない。


また、「自由」とは何をやるのも勝手という意味ではないこと。

社会のルールは尊重し、その中で「自由意志」を行使することが非常に重要だと認識すること。

ルールが間違っていると思ったら、民主的な方法で行動を起こせること。


“Freedom” の大切さの上に発展して来た国々が主な留学先だと思います。

その国に「留学」するからには、同じ”Freedom” 認識が必須です。


社会のルールを無視することが「自由」だと歪曲しているのがテロリストたちの大きな間違いだと思います。


また逆に、日本式「言われることを言われるままに」行動し、失敗は社会や、学校や、親や、周りの大人のせいにする行動様式から抜け出せない人は「留学」はしないで下さい。


本人に取って惨めな結果になるだけでなく、外国で本気で頑張っている日本人にとっても非常に迷惑なことです。


3. 自分のIdentity(自分が誰であるのか)を認識していること


Who I am

自分は「誰なのか」

生来の優れた能力は何か、経験によりどんな優れたスキルが育ったか、従ってどんな特性を持った人間であるのか。

だから、その特性を「留学」でどう伸ばすために来たのか。


What I belong

自分は今までどんな人たちやどんな環境に取り囲まれて生きてきたのか。

そしてその具体的な影響は?

「留学」で新しい人たちや環境に囲まれると、そこからどんな影響があるのか。


Identity 認識のないまま「留学」しても、英語文化どころか、世界からあらゆる民族の集まる他民族の中で全く存在感のない数年を過ごして帰国することになります。

 


[高校留学]の条件は?とよくお問い合わせをいただきます。

一般的には下記のような答えです。


1)日本にいる間に十分英語の教育制度についていける準備をした

2)日本の学校である程度の実績は残している(学業面でも、社会面でも)

3)親が過保護でない (子供の独立性を尊重する)

4)英語圏の教育、常識を親も子供も前もって理解している

5)高校留学の目的がはっきりしている。(英語圏で大学進学する準備。 英語圏でしか勉強出来ない分野。 英語圏の高校生とのネットワークを作る。 など)


今回リストアップした3つの条件は、条件がより具体的になり、将来の世界情勢に向けて進化したものです。

それほど世界の状況は劇的に危機的に変化していると思います。

その世界に飛び出して行くのが「留学」ですよね。

  

高校で留学する15歳には難しい?

もし、そうお考えなら「留学」はしないことをお勧めします。


「なるほど」と、意見を同じくする方はご連絡下さい。


Come to Canada.

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Virtual Teaching を駆使し、 カナダの小・中・高校の教育課程を基にした指導をしています。

クリティカルシンキングの能力をつけた生徒は「カナダの小さな町での留学・ボランティア」で自分本来の能力を発揮中です。
Super World Club(大澤眞知子、Robert McMillan) 


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