「ラップ型運用残高 急増!」 - お金と資産の運用全般 - 専門家プロファイル

IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
東京都
投資アドバイザー
03-5803-2500
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月23日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

「ラップ型運用残高 急増!」

- good

  1. マネー
  2. お金と資産の運用
  3. お金と資産の運用全般
資産運用

こんにちは!

さて、昨年から今年にかけて、金融機関に運用を任せる

「ラップ型運用」の残高が、急増しているようです。

 

ラップ型運用で代表的なものが、「ラップ口座」です。

個人から預かった資金を、金融機関の運用担当者が、

株や債券などで運用を行います。

また、投資信託で運用を行うタイプを、

特に「ファンドラップ」と呼んでいます。

その他、少額から始められる「ラップ型投資信託」も登場し、

最近残高を伸ばしています。

 

以前は、「ラップ口座」といえば、2000~3000万円からでしたが、

「ファンドラップ」が登場してからは、

300~500万円程度から利用可能となりました。

また、「ラップ型投資信託」に至っては、

1万円からでも投資できます。

 

「ラップ型運用」の運用残高は、今年9月末で約6兆円となり、

昨年から7割近く増加しました。

投資に時間を割けない人や高齢者などが利用しているようです。

確かに、投資の知識や経験があまりない人たちにとっては、

手探りで投資を行うよりは、

プロに運用を託したほうが良いといえるでしょう。

 

但し、気を付ける点、知っておかなければならない点もあります。

「ファンドラップ」の場合、

その金融機関が扱っている投資信託から選ぶこととなるため、

多くても選択肢は、数十本から数百本です。

 

また、「ラップ型投資信託」に至っては、

従来からある「バランス型投資信託」と、

あまり運用の違いがわからないものもあるので、

“ラップと言う名前”だけでなく、

中身をよく確認する必要があります。

 

そして運用において重要な「リスク・リターン」についても、

自分の“想い”とイコールというわけにはいきません。

各投資家の「投資目的」や「リスク許容度」に、

個別で対応するわけではないからです。

 

従って「ラップ型運用」は、洋服に例えれば、

“イージーオーダー”と考えておくと良いでしょう。

 

投資における“テーラーメイド”である投資助言会社を利用した場合は、

ファンド運用の場合、品揃えは、国内公募投信で5000本以上、

外国籍投信であれば6万本以上から、

自分にフィットした「運用プラン」を作ることが可能です。

しかも、自分の「投資目的」や「リスク許容度」を反映した

“世界に一つだけのマイプラン”を構築できます。

 

投資助言会社を利用される方の運用額は、

概ね1000万円前後の方が多いと言えます。

 

手数料については、ラップの場合も、助言会社利用の場合も、

運用資産の1-2%程度が相場となっています。

 

従って、「運用資産額」や「目的」に合わせて、

使い分けしていただくと良いでしょう。

 

いずれにしても、選択肢が増えるのは好ましいことです。

自分で運用、ラップ口座で運用、助言会社を使って運用、

費用対効果を考えて、「資産運用」の方法を選べる時代が、

ようやくやってきたと言えるでしょう。

 

それでは、今週も穏やかな週末をお過ごしください!

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / 投資アドバイザー)
IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.

世界中の優良ファンドを用い、貴方だけの運用プランを提供します

信頼性や人間関係を重んじながら、「海外分散投資」のコンサルティングにおいて、“末永く”お客さまをサポートしたいと考えております。単なる金融商品の紹介ではなく、お客さまの「人生設計」に合った“あなただけのオリジナルプラン”をご提供いたします。

03-5803-2500
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

カテゴリ 「資産運用」のコラム

「GPIFの2023年の運用実績」(2024/03/28 16:03)

カテゴリ このコラムに関連するサービス

対面相談 国内外の金融商品を用いた資産運用

特に、海外金融商品を用いた資産運用への取り組み方

料金
無料

海外金融商品(海外ファンド)には様々なものがあり、その中身は、“玉石混合”と言っても過言ではありません。正しい知識を身について、将来のための資産運用に取り組んでください。

国内外の金融商品を用いた資産運用

このコラムに類似したコラム

「ラップ口座 残高伸びる!」&出版記念! 荒川 雄一 - 投資アドバイザー(2014/06/06 11:55)

我が家の新NISA対応のその後 上津原 章 - ファイナンシャルプランナー(2024/02/29 19:29)

我が家の新しいNISA対応 上津原 章 - ファイナンシャルプランナー(2024/01/31 21:40)

「改めて、“海外分散投資”のメリット」 荒川 雄一 - 投資アドバイザー(2022/02/24 17:26)

老後資金形成のきっかけになるか?ポイント投資 上津原 章 - ファイナンシャルプランナー(2019/07/01 00:13)