"知識おバカさん"の落とし穴 (知識は外からのものであって、あなた自身の"体験"ではないのです) - 心・メンタルとダイエット - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

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対象:ダイエット

佐久間 健一
佐久間 健一
(ボディメイクトレーナー)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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"知識おバカさん"の落とし穴 (知識は外からのものであって、あなた自身の"体験"ではないのです)

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世の中には、とにかく本や新聞、テレビやネットなどでやたら沢山知識やデータをを頭に詰め込む事を "学ぶ事" 、或いは "自分が成長する事" であると勘違いされておられる方がとても多い様にお見受けするのは私だけでしょうか?

(^^;

勿論知識を学ぶという事は私達にはとても大事で必要な事でもあり、視野を広げてくれたり発想の転換になったりして私達の人生をとても豊かにしてくれるものでもあるので、私も大好きな作業の一つでもありますが、

 

でもそこには「落とし穴もある」という事が今回のテーマでございます。

☆_(_☆_)_☆ 

 

 

世の中には「知識バカ」という言葉がありますが、これを聞く度に「この言葉はとても深くて真実を突いた言葉であるなぁ!」と私は感じさせられます。

( ・・) ~ ☆彡

 

何故なら人間は、例えば何かから知識を得た時に、それが単にマインド(頭)で理解しているつもりになっている事が非常に多く、そしてその自覚が無い方達というのも大変多いからなのです。

 

本当に "理解する" という意味は「自ら悟る(気付く)」という事で、それは頭で知識を理解するという事ではなく「感覚で解る」という事なのですが (※と言っても、この"感覚" というものを言葉で表現するのは難しい)、

 

この世では、マインド(頭)で受け取り理解するという方法しかご存知でない方が大半である為に、その様な「感受性で受け取る=体感で理解する」というものを体験されておられない方の方が圧倒的に多いのです。

(・。・;

 

人間というものは比較対象するものが無いと、その存在や違いには気付けないものなのですね。

それ故多くの方達は、マインドで理解するという世界しか経験が無いので、体感(ハート)で理解する事との違いが分からず、「自分が気付けていない」という自覚すら持てずにいるのです。

(・・;)

 

それなのに何故か人間は、自分の狭い視野(という事にも気付けない)で見ている世界=自分の知っている知識だけが「この世の全てである」と思い込んでしまうのです。

 

他人の発信した知識やデータばかりを積め込む事で「自分が何かを知っている」「私が正しい」と思い込む事が、いかに愚かな事であるかという事が分からないのが "知識おバカさん" なのですね。

(^^;;

 

"知識" というものは自分以外の誰かの体験や経験、或いは捏造から語られたものであって、"自分自身の体験や経験" ではないのですが、

私達の持つ自我というものは、そういう知識を「頭で理解できた」と思うと、愚かにもまるでそれを自分が体験したかのごとく確かめもせずに只鵜呑みにしてしまう怖さというものも持っているのです。

(※これは、人にすぐ影響されてちゃんと自分で咀嚼もせずに、あたかも自分が考えた様にすぐ人のコピーをされるのが好きな方が多いという事からも窺がえますね?(笑) )

《 ゚Д゚》!!

 

本当の理解とは「頭で分かる事」ではなく、「俯瞰(感覚)で解る」という事なのです。

それは正に日本語の素晴らしい表現である "腑に落ちる" という体感から得られるものなのですね。

(それは理屈抜きの、本当に内臓に落っこちる様に「ストン!と腑に落ちる」という体感なのですが、そういう経験をされた事が無い方達には、この説明も「何のこっちゃ???」と思われるかもしれませんねぇ…)

( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡

 

何かから情報や知識を得ても、それを理解するのにマインドばかり酷使なさっておられる方は、「自分は何も知らない」「自分の知らない世界が在る」という事には気付けなくなって行くのです。

 

ちなみに仏教ではそれを人間の業の一つ「慢」であると捉えるのですね。

これに"頑固さ" が加わると「傲慢病」という精神の病になって行き、そこまで行ってしまうと「救いようの無い愚か者」に成ってしまうと言われます。(涙)

(・_・;)

 

そういう頑固な方達はプライドが高く勉強熱心な方が多いのですが、

心の眼が開いていないと、逆にそのプライド(※本物の誇りではなく見栄)が邪魔をして、

 

自分の学んだその豊富な知識(と言っても、宇宙規模から見たら何も知らないという事に等しいのですが…) だけで、「自分は知っている」「自分だけが正しい」と思い込んでしまう心の癖から離れる事ができないのですね。

ちなみにこういう方達は、そういう事にもし気付けたとしても、やはりご自分の"偽"のプライド(見栄)が邪魔をして「視野を変えて新たに学ぶ」「自分の間違いを謙虚に認める」という事ができない性格なので、傍から見ていると可哀想なくらい更に意固地になるのが特徴です。

(-_-;)

 

 

まぁ人間というものは(勿論自分も含めて)、多かれ少なかれ皆この様な心の病気を持っているものなのですが、

どの様な事でも、100%正しいとか、自分に合うものが100%他人にも合うなどという事は、人間である限りは有り得ないというのがこの世の真実です。

この世に多角的に存在する真実を、自分の主観=たった一面でしかものを見られないという悪癖を、私達は皆持っているという事です。

( ・・) ~~~

 

自分に確信を持つという事は大事ですが、「自分に取って正しいものが、必ずしも他者に取って正しいかどうか?」というのは、他者が決める事であって自分ではないですからね。

( ・・) ~ ☆彡 or ★彡 ???

 

 

これは私が常にモットーにしている事なのですが…。

 

★ 私達はそれぞれ "全てが正しい" 訳でもないし、"全てが間違っている" 訳ではないという視野や、

★ 自分の知っている事は、宇宙規模から観たら "何も知らない" に等しいものであるという視野は、

 

私達が持つべき "人としての謙虚さ" として、誰もが必要なのではないかと思います。

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

 

 

例えば、ここに写る「月」というものに付いて、私達は一体何を知っているというのでしょうか???

学校や本で学んだ事が、全て真実であるとは限らないのです。

( ・・) ~ ☾

 

 

 

あなたが知っていると思う月は、宇宙飛行士の体験談やNASAが提供してくれる月面写真などではないですか?

でもそれは、あなたが実際に月に降り立って体感して確認した訳ではない "知識" なのです。

人の体験談も写真も、本当は実際の月ではなく "人の語った言葉" と "写真という物体" なのであって、実際の月ではありません。

 

…と言うと感じて頂けますでしょうか?(笑)

(^^ゞ

 

ちなみに、昔アメリカのアポロ11号が月面に降り立った映像というのは、実は地球で撮影されて捏造されたものだったという事が言われていますがご存知ですか?

(^^☽

 

当時アメリカとロシアは互いに宇宙開発の競争が激しく、先手を取りたいアメリカが国の見栄と威信をかけて「世界初の月面着陸」というものを捏造したとも言われておりますね?(実際は月に行っていないのではないかとも言われたりしております)

 

又別の説では、月は宇宙人が人工的に作った星(地球もそうなのだとか?)で、そこには宇宙人が住んでいて(基地にしているとか?)、でもそれを地球人には知られない様にする為に(建造物などが写らない様に)、いつも同じ面を地球に向けて回っているのだとか、

 

住んでいる宇宙人が邪悪な存在だったので、それ以後は各国が月に行こうとしなくなったのだとか、色々な説が飛び交っておりますね?(本当に邪悪な存在なのかどうかも、捏造で言われている事かもしれないですしね?(笑) )

《 ゚Д゚》!!

 

 

この事からも、与えられた情報や知識から自分が「月に付いて知っている」と思っている中に、どれだけ本当の真実があるのかは分からないという事が観えてきますでしょう?(笑)

(^^;

 

では本当の月に付いて私達が "正しく知る" 方法はあるのでしょ~か???

それは実際に「自分が月に行ってみる」という事しか究極は無いでしょう♫ (笑)

《 ゚Д゚》!!!

 

どの様なものでも「自分の真実を得られる方法」は、各それぞれの "自分の実体験" からでしか得られないという事でしょうね~~~。

(^^ゞ

ちなみにその "実体験" と思われるものも、無明な私達は「歪んだ色眼鏡をかけて見ている」という場合も多い様ですので、どなた様も(勿論私も)油断はなりませぬ!? (笑)

(^^;(^^;;(^^;;;

 

 

 

 

 

 

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舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年