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閲覧数順 2017年08月22日更新

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日本の学生の実力と親の実力

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外国から見た日本

– 日本の学生の実力をどうみますか。

 

「残念ながら日本の大学を出て社会人になっても、即戦力になる若者は少ない。 詰め込みの受験勉強が優先され、自分で考えながら課題をクリアしていく教育がなされていないからだ。 そのため企業側は学生を大量に一括採用し、自社の研修で教育してきた。

だが、国際競争が激化するなか、従来の仕組みを続けていては生き残れない。」

「学生はもっと学業に集中すべき。 大学の卒業要件も海外並みに今の10倍ぐらい厳しくしたらどうか。」

 

優秀な人材を切望している企業向けに、紹介ビジネスを幅広く行う会社の言葉です。

 

正にこの通りのことを何年も言い続けて来た立場からは、「やっとこの認識が当たり前になったか。」です。

 

世界の流れについていかざるを得ない一線で、活躍する日本の人たちの中には、もう常識として存在する「日本の大学は役に立たない」認識。

 

ですが、残念ながら「日本の大学でいいじゃない。」「日本にいなさい。」症候群から抜け出さない親たちにはまだまだ危機感として届いていないようです。

以前は「何とかならないかな?」と考えたものですが、今では、「どうぞご自由に。」感しか感じなくなってしまいました。

 

最近こんなケースが増えています。

日本の大学に通う学生からの問い合わせ、相談が多くなりました。

 

「このまま卒業しても、何も出来ないまま、英語すら話せない。 英語を専攻したのに。。。 実際の社会で何が出来るかも自分でよくわからない。」

「みんなと横並びの就活をして、どこでもいいから仕事に就いて、一生働く人生の前に何かしておきたい。」

 

そんな学生が、必死で求めようとしているのが、他の日本の大学生には出来ない経験のようです。

私とパートナーが提供している「カナダの小さな町でボランティアプログラム」と「英語社会で本気で仕事をするワーキングホリデープログラム」に何かを求めて来る学生が多いです。

 

しかし。

残念ながら、即戦力として送り出せる人材がいません。

本当にいません。

先に引用した会社の言葉同様、「日本の大学にいても能力はついていない」のが現実です。

 

1. 英語の運用能力のなさ - これには目を覆うばかりです。 (英語専攻の学生も同じ)

2. コミュニケーションとは何かが全くわかっていない ー 自分から話題を提供するなど以ての外、相手                                                                                が 面倒みてくれるのを待っているだけの受け                                                                                身姿勢。 (日本語でですよ)

3. 社会常識のなさ ー 本当に心から日本の危機を感じます。

4. 問題をみつけ、それを論理的、客観的、科学的、批判的に分析することが出来ない。
(  つまりクリティカルシンキングの完全な欠如)

 

何を勘違いしているんだろうという他の問題もありますが、まぁ、大きな問題点はこの4つです。

そこで、こちらから勧めるのが、準備の勉強。

 

1. クリティカルシンキングの基本である周りを観察し、自分で問題を提起する

2. クリティカルシンキングを使い問題を解決する

3. 会話の中に常にクリティカルシンキングを適用する

4. その結果使う英語に内容が伴い、意味のあるコミュニケーション能力がつく下地が出来る

 

ここまで頑張ったら、とにかく現地カナダで失敗しながらも助けて行こうというプログラムです。

 

が。。。。

 

学生本人たちはやる気満々なのですが。。。

 

親が。

「日本の大学に行っているのに、なぜ余分な勉強なんか必要?」

「日本の大学の学費を払いながら、そんな授業料なんて、払う意味がない。」

 

という、「日本の何が悪い?」「日本でいいでしょ。」「日本の大学に入学させた満足感」偏見がここでも猛威を奮います。

 

学生側にも、「日本の大学に行けって言ったから行ったのに。」 「実力ついてないのに。」 「だから今度こそ、チャンスが欲しいのに。」を、主張する勇気はないようです。

ま、どっちもどっち、かな。

  

先の引用のように、「日本企業が従来の採用の仕組みを変える」ことはすでに始まっているんですけどね。

 

最近気がついている傾向で、気になっていることなので書いてみました。 


Whatever.

I’m outta here.

 

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