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寒露
秋分から数えて15日頃
１０月８日は二十四節気の「寒露」でした
晩夏から初秋にかけて
草花に宿る冷たい露のことを
寒露といいます
雁などの冬鳥が渡ってきて
菊が咲き始めるといわれます
栗がおいしいですね
そう今年の「寒露」は
台風がかすめた房総に
仲間のサーフィンにおつきあいしました
風の強い台風でしたから波が心配でしたが
東の風を受けないポイントに行きました
オリンピック競技の候補に上がる
サーフィンですが
天候に左右されて競技種目としてはいかがなのでしょう
選ばれれば それはうれしいですが
自然を相手の種目ですからどうなるでしょう
そういえば
もう３５年も前のことですが
ここ御宿で仲間が流されたことがありました
無事に救助されましたが
自然は美しいだけではなく
畏怖の念を感じます
海という大自然の中では
人間は小さな存在です
しかし その小さい存在に大きな尊厳も感じます
「命」をその時ほど感じたことはなかったです
そんなことを思い出しながら
つるべ落としの夕暮れを
まだカンナの元気に咲く道を帰りました
毎年季節はめぐり
自然はめぐります
同じようなことを繰り返しているようで
どこかが違う・・・・
さすがに「寒露」の侯
夕暮れは肌寒かったです
明日の朝は
カンナの葉にも冷たい露が降りるのでしょうか・・・
一般社団法人橘流恕学(jyogaku)アカデミーhttp://tachibanaryu.net/
一般社団法人橘流恕学アカデミーでは、マナー研修・茶道・和文化などを通して
「恕」の精神を伝えています
「恕学」とは「自分を受け入れること」「相手を受け入れること」「互いに想いを馳せ合うこと」「相手の身になる」を実践して豊かな人生を送るための学びです
橘 凛保（Riho Tachibana）
