- 宮本 陽
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対象:写真撮影
- 宮本 陽
- (カメラマン)
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ブログアーカイブ(2014年5月)
納品した画像データは、納品後は先方で如何様にも加工してよいのか?
先日の撮影案件で、納品データの加工についてクライアントさんと話す機会があった。
先方の公式webに掲載するために、サイトデザインに合わせ若干のトリミングも問題ないと考えているし、当然のことながらリサイズは必須のものとなる。
納品後に加工は不可、と明言、確認し受注しているが、この程度の加工については常識の範囲内かと。
しかし、納品後のデータをスクエアに切ってInstagramのフィルターで加工し、同ソーシャルに載せる...。これは残念ながら許せないと考えている。
Instagramの勢いは衰えを見せないようだし、活発に交流いただければ良い。エフェクトで遊ぶのも自由だ。
ここで使われる写真は、自分たちで撮影したものであるかどうか?といった決まりはないだろうと思う。しかしながら、職業撮影者が撮影した写真をあのフィルターで潰し崩し、しかも勝手に切り抜くのはどうかと感じる。
ハヤリだから何でもそこに載せていいだろう、という考えには手放しで賛同できない。少なくとも受発注時に事後の加工は不可と確認をしている以上は。
元データを激しく破壊し作品を潰すフィルターは、意外性を逆手にとりトラフィック増大を狙うためのもの。私は黎明期のInstagramに新規登録、15分後には退会した。
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