しかし、もしも・・に対応できるよう今回から数回にわたり「大震災にまきこまれたら」をお送りいたします。
「外出先・仕事先でグラリ、さてどうしますか?」
都心と郊外、建物の規模・築年数により状況が異なりますが、基本は窓から離れ机の下などにもぐり頭部を守ることです。
郊外は自然に囲まれ安全に思えますが、地殻変動のキレツ・山崩れ・鉄砲水など自然災害に巻き込まれるキケンがあります。
都心の超高層は横揺れが起き窓から放り出されるキケンがあります。避難はEVを使用せず階段を使いましょう。
外部では超高層の高さと同じ距離までガラスが飛散します。余震による看板落下などでケガしないようできるだけ建物から離れる必要があります。ビル建物の柱に?状の亀裂を見かけたら「せん断破壊」している恐れがありビル倒壊の恐れがあるので離れましょう。
地下街は頭上被害の恐れが低く安全にみえますが、二次災害のガス漏れや火災の被害に巻き込まれないよう落ち着いて地上に出ることが大切です。
ところで勤務先付近の避難場所や病院はどこかご存知ですか?仕事場の皆さんで一度確認しておきましょう。取引先のお客様が来社されてる場合の安全確保もお忘れなく(^^)
また帰宅が困難になりますので非常時の連絡方法をお子さん交えてご家族でこの機会にお話しされてはいかがでしょうか。
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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