人にはわからないこと

優れた人は、

知識を学ぶだけではなく、

実行する力がある。

ふつうの人は、

役に立つアドバイスを受けても、

そんな考えもあるのかな、としか受け止めず、

実行に移さない。

ダメな人は、他人の意見を聞かないどころか、

どうせ、そんなことをしたところで無駄だ、と

バカにして笑いとばす。

人々が目もくれないような、

嘲笑されるくらいのことを

やり遂げる。

それが卓越した生き方といえる。

はっきりと明るい道も、

行き先がわからない人にとっては、

真っ暗な闇に思える。

進んでいるのに、

後戻りしているように思える。

平らな道なのに、平坦すぎると、

デコボコがあるように感じる。

自分の心が

しっかりと落ち着いていれば、

どんなことがあっても、

深い谷のように、

流れる水を

静かに受け入れることができる。

上徳(じょうとく)とは、そうした状態を言う。

真っ白なものは、

白さが際立つと、かえって、

汚れているように見える。

すばらしい生き方も、

すばらしいがゆえに、

未完成にみえる。

確固たる意志があっても、

ふらふらしているようだし、

かざらない真実も、

いつも変化しているみたいだ。

四角形のマスも、無限大となれば、

隅っこがどこにあるかわからない。

優れた人は、優れているからこそ、

生きている間に、なにかを

達成することはできない。

伝えるべきことは、音として耳から聞こえるものではない。

あるべき姿や生き方は、

有形のかたちに表すことはできない。

そこには、

私たちが、

見たり、

聞いたりする、

五感以外に感じるなにかが、

名づけることができない存在が、ある。

生きていく力は

万物に平等に与えられ、

それぞれは目的を達成しようと

ただひたすら、

生きていくのである。

(※「心が安まる老子」　伊藤淳子　訳　より)

日々豊かさと命を与えてくれている大自然の神秘に、

皆様は気付いておられますか？？？

(^^♪

この世で本当に素晴らしい人というのは、極々普通の顔をしていて生きているので、殆どの人は気付かないと言われます。

《 ﾟДﾟ》!!

それくらい、真に凄い人達というのは、まるでこの地球の大自然の様に当たり前に淡々と生きているので、心の眼が開いた人にしか分からないのだと言います。

( ・・) ～ ☆彡

私達は自然が与えてくれているものには、普段気付かない事の方が多いですよね～～～。

それはあまりに自然で "当たり前過ぎる" からなのでありましょう！

《 ﾟДﾟ》☆彡☆彡☆彡

当たり前過ぎると、人は逆にその偉大さや有り難さに気付けなくなるのではないかと思います。

(^^;

常に刺激を求め、それが "生きている事" だと勘違いしている性(サガ)を持つ私達には、この "当たり前過ぎる事" というのは、とても地味で退屈でつまらないものの様に感じてしまうので、その奥行きや本当の凄さが視えて来ないのでありましょう。

(^^;(^^;;(^^;;;

日々の "当たり前過ぎる地味な事" にこそ感謝を感じられる様になられた方達は、「人生の達人」の域に達しておられる方達だと私は思います♫

☆_(_☆_)_☆