とあるお客様の保険相談の事例です。
私「60歳までの掛捨ての定期保険なら○○保険会社の△保険がおそらくお客さまだと最安のはずですが、お客さまはすでにその○○保険会社の死亡保障に加入していますね。どうして、△保険にしていないのでしょう?」
お客さま「○○保険の担当者に聞いてみます。」(電話をかける)
お客さま「そちらの保険会社の△保険というものが安いと、仙台の西村さんというファイナンシャルプランナーの人に言われたんですけど、そんな保険ありますか?」
○○保険会社「調べてご連絡します。」
後日、私が教えた安い△保険の提案書が送られてきました。
なぜ、こんなことになっていたのか色々原因は考えられます。
その1 本当にその担当者が知らなかった。
その2 自社の商品の中でも今加入してもらっているのが高い保険だということを知っていたが、お客さまが気付かないことをいいことに黙っていた。
明らかな事実は
その1 その保険会社はその方に私が相談を受けた時点で、約8万円もの無駄な保険料を
払わせていたこと。
その2 もし、私のところに相談にこなければ、今後も60歳まで87万円もの余計な保険料を払わされていたということです。
こんな風に知らず知らずに保険で百万円単位の損をしている方が多くいると思います。
このコラムの執筆専門家
- 西村 和敏
- (宮城県 / ファイナンシャルプランナー)
- くらしとお金のFP相談センター 代表
子育てママパパ1000世帯以上の相談実績!実務経験豊富な独立系FP
「困ったときは西村さん!」と相談者はもちろんその子どもさんからも電話がかかってくる家庭のかかりつけ医のようなファイナンシャルプランナーです。就職・結婚・出産・生命保険加入見直し・転職独立・マイホーム購入と人生の大きな選択に適切なアドバイス!
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