偽造住宅を斬る (2 ) - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

宮原 謙治
霧島住宅株式会社 
工務店
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偽造住宅を斬る (2 )

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謙建諤々
■偽造住宅には、ハード(建物)としての偽造があるというのが前回でした。

しかし、住宅業界は言っている事とやっていることに偽造がまだまだ沢山あります。

そのひとつが、上棟式で言っている言葉です。

 『〇〇邸のこの新築工事が、事故もなく無事に竣工しますことを祈願し、

         【ここまでは問題ありませんね】

  〇〇家の、益々のご繁栄とご家族のご健勝とご多幸を祈願しまして、
  
  御手を拝借、シャシャシャン シャシャシャン シャシャシャン。(三本締め)』

 と締めます。

 
 言い方は少し違うかも知れませんが、内容は殆ど同じで、日本全国の建築現場での風景です。
 
 そして、祝儀とお酒と料理を頂いて現場を後にします・・・・・。

 謙さんは、今から26年前の上棟式でこのように言って後片付けをして帰ろうとした時に、お施主様から次のように言われました。

 『保証者を入れといてや・・・』

 『はい、解っています。完成お引渡しの時に10年間の住宅性能保証書をお渡しします。』

 『いや、それは聞いている。あんたがさっき手締めしてくれたやろ。我が家が繁栄し、健康になり幸せになる家を造ってくれるんやろ・・・その保証書やがな・・・。。』

 沈黙・・・・・

 返す言葉なし・・・・

 冷や汗背中を流れる・・・・

 顔が引きつっているのが・・・・

        『はい。頑張ります!』   逃げるように現場を後にする・・・・・。


  これって、言っている事とやってることが違うとは思いませんか?
  
  謙さんは、これも偽造住宅だと思うのです。住宅業界はまだ淘汰されていないですよね。。。


 人生最大の投資(借金)をして、

 我が家を求める人の目的がここにあるのだと知ったのは、この上棟式の4ヵ月後でした。。。。。