こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
皆さんは、どんなときに凹みますか?
私は、一生懸命伝えたことが相手に伝わらないときに凹みます。
(もちろん私の言葉をどう受け取るのかは、その人の自由なんですけどね)
例えば講座で
「子どもの行動には必ず目的がありますから、たとえそれがどんなに不可解な行動であっても自分の基準だけで良し悪しを判断したり、頭ごなしに怒るんじゃなくて、まず訳を聞いてみましょうね。聞かなきゃわからないことって、いっぱいあるんですよ。コミュニケーションが大事ですよ」
と、実例を挙げながら熱く語り
「うん。我ながら上手に表現できたぞ(*^^)v」
なんてご機嫌さんになっている矢先に
「子どもがこういう行動をしたときの心理を教えてください」
と言われたとき。
「伝わらなかった~。私の話術が問題か?」
って、ボコボコに凹みます(笑)
特定の誰かの心理を知りたい人の心理って、どんなものなんでしょうね。
「片思いの男性がこんなことをしたけど、これって私のことをどう思っているんでしょうか」
「浮気している夫が私にこんなことをしてくれたけど、こういうときの心理はどんなものなんでしょうか。まだ私に気もちがあるのでしょうか」
というような感じで、私もよくご質問をいただきます。
そこには、相手のことをもっと知りたいというポジティブなものがあります。
今よりもっと距離を縮めたかったり、もっと親密になりたい気もちのあらわれですよね。
その一方で、コミュニケーションを避けたい気もちも隠れています。
直接聞けばわかるかもしれない。
でも、聞いたときの反応で、自分に対する相手の気もちがわかってしまうかもしれない。
それはとても怖いことなので、自分は無傷のまま相手の心をそれとなく知りたい。
その結果に希望が持てそうであれば、自分から距離を縮めたり、「私も、あなたのことが好きよ」的な空気を醸し出して、相手からアクションを起こしやすいようにする。
そんな気もちがあるように感じます。
コミュニケーションを避けつつ、相手のことを知るためには、私たちカウンセラーはとても都合の良い存在なんです。
だから頻繁に「あの人の心理を教えて」と言われます。
でも、人間関係、特に夫婦や親子関係では、コミュニケーションがとても大切です。
親密な距離感というのは相手からの愛を感じることも出来るけど、相手から傷つけられやすい距離ともいえます。
ですから、予め相手の気もちを知っておきたいという気もちももっともだと思います。
ただ、自分からコミュニケーションすることで、相手の気もちが変わってくることもあるんですよ(^^♪
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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