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閲覧数順 2016年12月02日更新

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割安銘柄選定の投資指標 PBR

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知らないと損するかも…のお話し

1.株式投資の鉄則「安く買って高く売る」

「安く買って高く売る」株式投資の理想形だ。分かっていてもなかなかできない。

なぜなら、長期保有を前提に考えれば、その株式を購入する時の株価が底かどうかなんて、誰にも分からないからだ。

私たちの人生も同様で、先のことなんて分からない。

だからこそ、今を一生懸命がんばれるとも言える。

私たちの人生、なんらかの指針(理念?)があれば、周りの環境や人に惑わされずに、自分の道を突き進んでいけるはずだ。

お金の運用においても、なんらかの指標に基づいて投資活動を行うことで、自分なり方針が決まってくる。


2.割安銘柄を選ぶ際の投資指標の1つであるPBRとは?

PBR(ピービーアール)は、日本語訳で株価純資産倍率。

計算式は、株価÷1株当たりの純資産

1株当たりの純資産に対し、株価が何倍まで買われているかを表す。

以前紹介したPER(株価収益率)が会社の収益力を判断する指標であるのに対し、PBRは会社の資産内容や財務体質を判断する相対的な指標だと言える。

一般的にPBRが1倍に近づくほど底値だと言われている。

これはその会社の解散価値に株価が近づいていると判断されるからだ。

PBRが1倍ということは、株価と1株当たりの純資産が等しいということであり、もし会社が解散しても投資した金額はそのまま戻ってくる理屈である。

つまり、会社が事業の継続を断念し解散する場合、借金を返済した後にも財産が会社に残るケースが出てくるが、残った財産の分け前をもらえる権利が投資家にはあるのだ。

「PBR=1倍」が評価基準であり、理論上はPBRは1倍を下回らないと考えられるので、PBRが1倍以下である会社は割安と判断される。   

例えば、純資産300億円、発行済み株式数5,000万株の場合、1株当たりの純資産は600円となる。

株価が900円ならば、PBRは1.5倍。

ちなみに、東証一部全銘柄の平均が1.40倍(H27.5.15現在)。

3.PBRを見る際の注意点

1倍を切っているから割安と思って飛びついてしまうと、いつまでたっても株価が上がらない銘柄も多くある。

そして最悪の場合、本当に倒産という危険性もあるのだ。    

また、PBRとROEの関係性も見ておきたい。

ROEとは「純利益÷純資産」で表され、資本からどれだけの利益を生み出しているか見ていく指標。

現状、日本企業は躍起になってROEを向上させようとしている。

ROEが高い企業は資本を効率的に運用している優良企業と判断されるからだ。

しかし、ROEは純資産が小さくなれば、必然的に高くなる。

ということは、ROEが高い会社は純資産が少ない傾向が強く、純資産が少ないということは、PBRは高くなる。

つまり、PBRとROEは相反する指標とも言えるのだ。

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