投資信託の選び方(2)−絞込み法 - 資産運用・管理 - 専門家プロファイル

小林 治行
株式会社コバヤシアセットマネージメント 代表
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月24日更新

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投資信託の選び方(2)−絞込み法

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  1. マネー
  2. お金と資産の運用
  3. 資産運用・管理
「投資をしたいので、何が良いでしょうか?」といきなり言われて答えに窮することがあります。
答えはその方の家族環境、生活資金事情、資産全体の額、投資の経験、等によって答えが変ってくるからです。
そのお金の目的やその方の属性によって答えは変ってきます。
1.投資経験が少ない方
投資経験の浅い方には、元本保証は無いけれど、きわめてリスクの少ない物をお勧めします。
たとえば、個人向け国債などです。今後日本の金利が上昇過程にあるとみると、変動金利である個人向け国債は期待できます。
2.毎月の生活費の補填に使いたい方
年金収入だけの方に多いケースですが、こうしたときは毎月の分配金のある投資信託が良いでしょう。
(注:投資の観点からみると、毎月受取らずに再投資に向けたほうが運用はよくなるのですが。)
3.金融資産の総額が余り多くない方
先ず、当面半年分の生活費を預金で残します。次に今後1年〜1.5年以内に出費する予定のお金を定期預金などで保管します。出産費用や学費、又は結婚予定費用や住宅ローンの頭金等です。
なぜなら、一度投信へ向けたお金を短期で換金すると初期の予定収益を得ることが難しくなるからです。
4.なんとしてもリスクはいやだと言う方
1円でも元本が減るのはいや!と言う方も多いです。となると、国内預金か国債ぐらいしかありませんね。
でも、こうした方も少し投信の研究をされると小額を投信に向けてみようかいう方もいます。凝り固まらないことをお勧めしています。
勿論、リスクは自己責任ではありますが。
5.購入銘柄を決めている方
FPにご相談はいりません。直接証券会社にお問い合わせ下さい。