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神社のほんとうのお参りの仕方
ー絵馬に秘められた男の子の想いー
２００９年 不思議な出逢いから
伊勢にお参りするお誘いを頂きました
伊勢にお参りする前に『氏神様』にお参りするようにいわれました
そういえば 引っ越してから
氏神様がどこにあるのか知らないままになっていたことに気づき
早速調べてでかけましたそ
こには手水鉢がどろりと汚れていました
水が流れるようなタイプの物ではなかったため
お参りに行くたびに洗いました
それをしないではいられない気持ちでした
最今は『祈願成就』とか『パワースポット』
というような考え方が多いように感じられて・・・・
少し残念な気もしますが
全く関心がないよりは宜しいのかなとも思います
神様にも仏様にもご先祖様にも
「ありがとうございます」のみだと感じます
そのことを感じられるようになったのは
山形の昔話の語り部のまこちゃんというおじいさんです
昔話を調べていた頃に出あいを頂きました
神社をお参りされる皆さまが
ご自身の願いを申し述べるのではなく
地球の平和を祈って下さるようになれば
よいなぁ～と思っています
滋賀県のカンナ大使の男の子の話をします
カンナのことを校長先生に話して繋いでくれた
当時小学生５年生の男の子H君です
２０１３年に一緒に延暦寺にお参りしたとき
初めて絵馬を見て
「これ、なに？」と聞きました
「願い事を書くものなの」と伝えると
「おれ これかきたいわ」
そういいましたので１枚買いました
何のためらいもなく
「世界中にカンナの花が咲きますように」そう書いたのです
その２日後が校長先生へのプレゼンです
普通なら
「校長先生へのプレゼンが成功しますように」
と書くのではないでしょうか？
でもH君は自分の成功ではなく
「世界中にカンナの花が咲きますように」と書いたのです
いつも担任に呼び出されていて校長室が馴染みの男の子です
この子の心根は本当にきれいで純粋でした
なぜ 校長室に呼び出されるかの話をしてくれたことがあります
長くなりますので割愛しますが・・・・
（なるほどという理由がありました）
皆が このH君のような気持ちでお参りされたら
本当に世界は平和になると感じています
自分が幸せと感じるのは まわりも幸せと感じる世界であってこそ
神様には自分のご利益より先に
「世界の平和」を祈る人が増えるとよいですね
