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葉玉 義則
ニューボイスジャパン株式会社 代表者
キャリアカウンセラー

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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社会保険料について

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元総務・元人事の打ち明け話
一昔前までは、社員の誰もが「社会保険料」の仕組みについて、
全くと言っていいほど、関心を持っていなかったものですが、

毎日のように“社会保険庁”の話題がニュースになる昨今では、
多くの社員の方々が、算定基礎に伴う保険料の変動や年金の
料率アップについて、関心をお持ちではないでしょうか。

詳しくは、各社の人事給与担当の方に、聞いていただきたいと
思いますが、ここでは、その概要について「政府管掌保険」を
参考に、簡単に、ご説明したいと思います。

まず、雇用保険料と社会保険料の違いです。

雇用保険料とは、いわゆる失業保険の原資になる保険料の事で
毎月の給与支給額に応じ、一定の料率で徴収されます。

これに対し、社会保険料とは、健康保険料と年金保険料の事で
年に1回、3か月の算定期間が設けられ、その平均報酬額から
徴収等級を決定します。

等級が決定すると、一年間、大きな変動(2等級以上)がない
限り、毎月一定の金額が、所定の等級に基づき徴収されます。

その改定時期が、ちょうど今頃の季節になります。

※ かなり大雑把な説明なので、悪しからずご了承ください。
  
そして、ここからが、最近の話題ともリンクするところですが、

大きな変動(2等級以上)があれば、年の途中でも改定は可能
であり、その仕組みを利用した“改ざん”こそ、社会保険庁が
今問われている過去の恣意的「不良債権」処理システムの実態
でもあります。

問題を先送りにし、難を逃れるという手法ですが、一度、手を
そめると、その切れ味に酔いしれ、罪悪感もなくなり、裏ワザ
的に、社会保険事務所内で広まったのだろうと察せられます。

ここはもう人を責めても、抜本的な解決にはつながらないので、
政府の対策として、

知らない間に減額の対象となり、不利益を昂じた方々の権益を
取り戻す努力を、誠実にやっていただく事と、

こういった不正が働かない監視システムを、しっかりと作って
いただきたいと思います。

皆様も是非、この問題に関心を持っていただき、今後の動静を
注意深く見守ってください。

税金や各保険料の仕組みについて、もっともっと、知る必要が
あるし、やかましく(笑)声を発するべきでしょう。

新政権の政治家の皆様、宜しくお願いいたします。 m(_ _)m


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