- 安田 紀子
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GW、一人で寂しくつまらなかった方!
あと一日のがまんよ!
私もだけど
さて、今日はウェディングドレスの「色」に関する雑談を…
今でこそウェディングドレスといえば白ですが、ウェディングドレスに白を用いて流行らせたのはヴィクトリア女王だと言われています
ま、これは有名な話ですが。
それまで、特に白にこだわっていなかったウェディングドレスですが、イギリスでは緑のドレスだけは嫌厭されていたそうです。
スコットランドでは、独身の姉が妹の結婚式に列席する際に緑のガーターを着けさせられるという切ない風習もあったそうで…
古い民謡でも「緑のドレスで結婚すれば誰にも顔向けできません」という歌詞があるくらい、嫌われていました。
今はそのような色の差別はありませんが、やはり白の持つ「清純」「無垢」といったイメージが、ウェディングドレスには一番ピッタリなのかもしれませんね
参考文献「色と意味の本」ジュード・スチュアート/フィルムアート社