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ネイティブ広告の何が問題なのか?

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徒然

GWですね。

前半は暑かったですが、少し涼しくなってきました。


さて、ウェブ業界全般(正確にはウェブ広告業界)では二つのことが最近の話題です。

一つがGoogleのモバイルフレンドリー、もう一つがネイティブ広告のガイドラインです。

後者はインターネット広告の業界団体である一般社団法人インターネット広告推進協議会(JIAA)がネイティブ広告に関するガイドラインを3月に策定・発表したことがきっかけです。


このガイドラインについては、賛成・反対両方の意見があります。


今回のガイドラインは一団体が発表したものであり、法律ではないですから、守るか守らないかはもちろん自由なのですが、多くの関連企業が加入している団体ですから、影響力があります。

【ネイティブ広告規制賛成】

ネイティブアドのガイドラインが機能してくれないと、間違いなくネットの記事を一つも信じられなくなる未来が来てしまう件について

ネイティブアドの「広告」クレジット外しが違法な件で、ふじいりょうさんへのお答え


【ネイティブ広告擁護】

ネイティブアドよ、死語になれ。



他にもGoogle先生に聞くといろいろ出てきますが、要点がわかりやすい双方の意見は上記でしょう。



そもそも一般の人はネイティブ広告ってなんやらほいという感じだと思うのですが、

ネイティブアドと記事広告って何が違うの?

上記ブログが一番わかりやすいでしょう。

ネイティブアドとは、ユーザーがいつも使っているメディアもしくはサービスの中で、自然になじむデザインや、機能で表示されるペイドメディアの一種。

広告であるということが明記され、ユーザーに十分に伝わるかどうか。


そう。

ユーザが親しんでいるメディアの中に自然に(広告枠のようなところではなく)表示されるけど、

広告であることがユーザに伝わるもの

ということです。


従来からあるものだとタイアップ広告や記事広告が似ています。


従来のメディア(テレビとか雑誌とか)はこの「広告であること」を明確にしているということも言われています。

※やらせっぽいのを見なくもないですが。。。。


今争点になっているのは、「広告であること」を明記するかどうか?

明記しないことを「ノンクレジット」といいます。


この明記することのわかりやすい例が下記の記事です。

環境省が推進するがれき広域処理の意味――後編:放射性物質拡散の実際

以前どこで見たのか記憶が定かでないですが、このPR記事をもとに広告の話をされている記事を見た記憶があろます。

(※この記事は環境省の提供によるPR記事です)」

こう書かれていますね。


このクレジットがあるかないかで読む人の信頼感は変わるかもしれません。それはそうです。

そして広告の価値(エンゲージメントやクリックとか)も変わるかもしれません。


規制派は「そんなものは当たり前で、内容で勝負して広告を集める」というものであり、

反対派は「広告って書いたら読む人減るから、メディアの運営に支障を来すし、広告主にとってもよくない」

というものです。


個人的には、どちらでも面白ければ読むし、役立つと思えば読むしと思うのですが、

ステルスマーケティングという言葉があるように、広告表記のない広告を読んだ人からは

「だまされた」という意見が出る可能性があります。

※実際にそういう意見が多いのかな?という疑問はありますが。

また、ガチャ問題のように、行政や司法が動く前に、業界で規制をして、健全にやっていきたいという意見はよくわかります。


結局は「誰がお金を払ってこの記事を書いてんのかはっきりしましょう」ということでしょう。

NHKは受信料を国民が払い、その代り特定の組織におもねることなく番組を作る(はず)。

民放はスポンサー企業の広告費用を元に番組を作る。

新聞は広告費用と購読料ですね。

同じように、メディアも会員制で会員から課金するところもあれば、

広告費用で賄うところもあり、形態はまちまちです。


特に、ソーシャルやスマホが流行り始めてから、無意識のうちに広告を拡散する人も増えているわけで、

その効果を高めるためには「広告表記はないほうがいい」と思う気持ちはわからなくもない。


業界の人や広告主の気持ちも大事ですが、一般の読者がどう感じることがメリットなのか?

そこに落ち着くと思います。

基本的には広告には広告って書いたほうがいいのは間違いなく、その中でどう表現するかですね。

※紙媒体でも広告表記があいまいなものも結構ありますけどね。


<余談>

ネイティブ広告といったり、ネイティブアドと言ったりしますが、「アド」という表現は一般的でない(広告業界でしか通用しない)ので、ネイティブ広告と一般の人がわかるような言葉を使うほうがいいです。

そういう私も2001年に「アドマーケット」というサービスを立ち上げたことがあるんですが。(苦笑)

アドテクとかももっと一般にわかりやすい言葉ないですかね。

私が広告業界にいたことがないからかもしれませんが、言葉は平易の方がいいです。

余計な敷居を感じないし。

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