「飲食店の仕事がきついなんてあたりまえだ!甘いことを考えるなら他で仕事すれば良い」
はあ~?とため息をつきたくなりますが、未だにそんなことを言う人がいます。
自分がやってきたからでしょうか?
それとも、そうしないとやって行けないからでしょうか?
未だにそんな気持ちだから、パート・アルバイトも社員も少なくなっていくのです。
「お店の仕事」とは「お客様にご満足いただく」ことで代金をいただく「仕事」です。
決して楽してチャリンチャリンお金が入ってくるような「仕事」ではありません。
かと言って、「お店の仕事」とは「長時間働き詰めで、身体や気持ちを壊してまで働き続けるような仕事」ではありません。
もちろん、お店は生き物ですから、トラブルも起きます。
クレームをいただくこともあります。
人が動かしていますから、行き違いがあったりもします。
突発的なこともあるでしょう。
しかし、それらは全て「次に同じ事を起こさないための学び」です。
そう言うトラブルは、結局は、お客様に影響を与えてしまうのです。
それを繰り返していたら、お客様はだんだん来なくなるのです。
そんなお店を支え、そんな店長を支え、お客様に直接接しているのは「スタッフ」「従業員」「クルー」「パート・アルバイト」の人達なのです。
彼らが、仕事を楽しみ、学び、満足することで、始めてお客様に「満足」を感じていただけるのです。
彼らが、苦しい仕事をし、不満を持つような状態であれば、お客様にも「不満」を与えてしまうのです。
何も複雑なことでも、難しいことでもありません。
シンプルで、当たり前で、自然なことなのです。
とは言え、スタッフの給料は、売上の中からでしか払うことが出来ません。
売上と人件費のバランスを取る必要があるのです。
だから、店長はスタッフに少しでも高い生産性を求めるのです。
店長は、スタッフの中にあるチカラを少しでも多く引き出したいのです。
それが、店長の仕事ですからね。
ところが、それを「気合いと根性とプレッシャー」で無理矢理引き出そうとする店長や経営者がいます。
だから、そこに「ブラック」な歪みが生じるのです。
スタッフは「生きた人間」です。
「血肉を備えた人間」であり「考える脳を備えた人間」です。
人にはそれぞれの自我があり、意志があります。
人それぞれ違うのです。
「自分基準」で考えて行動している間は「スタッフは仕事に満足する」ことはありません。
「相手基準」で考えて行動することではじめて「スタッフの仕事に対する満足」が向上し始めるのです。
その最初のステップが「「安心」「安全」を備えた職場」と言う事なのです。
「安心」「安全」とは、スタッフにとっての事です。
是非とも、もう一度、そのあたりを見直してみましょう。
きっと、スタッフの気持ちに変化が生まれますよ。
エアコン、ユニフォーム、休憩場所、器具のメンテナンス・・・色々ありますよね。
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