住宅資金(7)諸費用の落とし穴に注意(保険の見直し・山下FP企画・西宮) - 住宅費用・資金計画 - 専門家プロファイル

山下 幸子
独立系FP事務所山下FP企画 代表・株)エイム西宮オフィス代表
兵庫県
ファイナンシャルプランナー

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:住宅資金・住宅ローン

前野 稔
前野 稔
(ファイナンシャルプランナー)
前野 稔
前野 稔
(ファイナンシャルプランナー)
岡崎 謙二
岡崎 謙二
(ファイナンシャルプランナー)
伊藤 誠
(ファイナンシャルプランナー)
伊藤 誠
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月24日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

住宅資金(7)諸費用の落とし穴に注意(保険の見直し・山下FP企画・西宮)

- good

  1. マネー
  2. 住宅資金・住宅ローン
  3. 住宅費用・資金計画
住宅資金

 

 

資金計画を立てる際に
忘れてはいけないのが、諸費用です。

 

例えば、銀行で
3000万円の35年ローンを組む場合、
信用保証会社に支払う保証料として
約62万円が別途かかります。

 

ローンの契約者が、
死亡・高度障害になった場合に、
ローン残高を死亡保険で清算してくれる
団体信用生命保険(団信)があります。



 

民間の金融機関では、
団信に加入することが融資条件となり、
その保険料は、金利に含まれているのが一般的です。



 

加えて、不動産の登録免許税や印紙税、
登記を依頼する司法書士への報酬、
不動産会社や工務店への事務手数料
設計費用
仲介手数料、
火災保険,
地震保険の保険料、
引っ越しや仮住まいの費用
地鎮祭の費用
つなぎ融資費用などがかかります。

 

基本的にこれらの費用は、
ローン対象外となるものが多く
現金で用意するものです。


 

諸費用の目安としては、
物件価格の5%~10%程度を
見積もっておく必要があります。


中古の場合は、
仲介手数料が約3%必要なことや、
物件によってはリフォームをするなど、
新築よりも諸費用がかさむ傾向にあります。



 

多くの方は、
不動産取引が初めてで
いくら借り入れできるか、
返済は大丈夫か、
といったことで頭がいっぱいで、
諸費用まで把握していません。


 

広告に記載されている
物件価格だけでは、
マイホームを取得できませんので、
最初の段階で諸費用がいくらかかるかを、
しっかり見積もることが重要です。


 

資金計画の段階で
把握できていないと資金不足となり、
慌てることになりますので、
ご注意ください。

 


詳細は、拙著「公務員のためのお金の教科書」(翔泳社)をご覧下さい。

 

このコラムに類似したコラム

住宅購入にかかる諸費用について押さえておこう 平野 直子 - ファイナンシャルプランナー(2014/10/24 06:00)

自己資金ゼロにフラット35…不動産投資、不正融資の実態とは? 寺岡 孝 - お金と住まいの専門家(2020/09/17 12:00)

住宅ローンの借り換えについて 大間 武 - ファイナンシャルプランナー(2018/08/02 23:58)

住宅ローン競争の終焉 岡崎 謙二 - ファイナンシャルプランナー(2017/01/19 12:00)