こだわりの定期保険の選び方 - 保険設計・保険見直し全般 - 専門家プロファイル

田中 香津奈
かづなFP社労士事務所/株式会社フェリーチェプラン 代表取締役
東京都
CFP・社会保険労務士

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閲覧数順 2016年12月07日更新

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こだわりの定期保険の選び方

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かづな先生の新保険ゼミ 03.死亡保障の基礎知識

定期保険は、一定期間に亡くなったとき、一時金で死亡保険金が支払われる保険です。
何事もなく保険期間が終わってしまったら、支払った保険料は1円も戻ってこないため、一般的には「掛け捨ての保険」と言われます。掛け捨てというリスクを負う分、割安な保険料で死亡保障を準備できるメリットがあります。期間が短いと、途中で解約してもほとんど解約返戻金がありませんが、期間が長いと、途中で解約しても解約返戻金がある場合があります。このように、保険期間や経済的リスクに備えるための保険金額に合わせて、さまざまな種類の定期保険があります。代表的な商品を確認しておきましょう。

定期保険(更新型)は、契約時から、10年など一定の期間は同じ保険金額・保険料です。保険期間が終わると、健康状態に関係なく原則として、それまでと同じ保障内容で継続することができます。更新時の年齢で保険が決まるので、保険料は上がっていきます。

定期保険(全期型)は、契約時から保険期間の満了まで同じ保険金額・保険料です。定期保険(更新型)と同じ条件で保険料を比較すると、契約当初は高いですが、長く継続する場合は、払込期間までの総払込保険料は、定期保険(全期型)のほうが安くなることが多いです。

逓減定期保険は、契約時から保険期間の満了まで保険料は一定ですが、死亡保険金の額は、契約した額から毎年数%ずつ少なくなるしくみです。子どもの成長とともに、必要保険金額が減るのに合わせて、保険金額が減っていくという合理的な保険です。定期保険(全期型)と同じ条件で保険料を比較すると、逓減定期保険は2分の1水準に抑えられます。

収入保障保険は、契約時から保険期間の満了まで保険料は一定で、死亡保険金が一時金でなく、「毎月○万円」「毎月△万円」といった年金として支払われる保険です。天国から給与袋が届くような保険とも言われています。定期保険(全期型)と同じ条件で保険料を比較すると、収入保障保険は3分の1水準に抑えられます。

長期定期保険は、契約時から保険期間の満了まで保険料は一定で、(保険期間70歳超かつ[被保険者の加入年齢+保険期間×2]>105)に当てはまる、期間が長い定期保険のことです。「95歳満了」、「99歳満了」、「100歳満了」といった長期にわたるため、終身保険に近い死亡保障があります。定期保険(全期型)と同じ条件で払込期間・保険金額を比較すると、長期定期保険は8倍水準となりますが、総払込保険料よりも多くの解約返戻金を受け取ることができる場合もあります。

低解約返戻金型定期保険は、長期定期保険と同じ定義の保険です。異なる点は、保険料払込期間中の解約返戻率を70%に抑えることによって、払込期間が終了すると通常の定期保険を上回る解約返戻率になることです。保険料払込期間中の解約返戻率を70%に抑えているため、長期定期保険と同じ条件で保険料を比較すると、低解約返戻金型定期保険のほうが安くなります。



さらにこだわりの定期保険にするには2つのポイントがあげられます。

契約時期が平成19(2007)年3月以前の定期保険

平成19(2007)年4月に標準生命表が改定され、各社保険料の改定を行いました。特に影響があったのが、掛け捨ての定期保険(「更新型」・「全期型」)、逓減定期保険、収入保障保険で、保険料が下がりました。生命保険は、本来契約年齢が上がれば保険料は高くなっていくものですが、平成19(2007)年3月以前に加入した定期保険であれば、契約年齢が上がったとしても、見直した方が保険料が安くなる可能性があります。

割引制度を使っていない定期保険

たばこを吸わない人や体格や血圧のバランスがよいなど、病気のリスクが低い健康体の人ほど保険料が割り引かれるリスク細分型を取り扱っている保険会社があります。こうした条件に合う人は、見直した方が保険料が安くなる可能性があります。収入保障保険を例にあげると、定期保険の割引制度を最大限適用した場合、標準加入に比べて30%ほど保険料が圧縮できます。

ここがポイント!

定期保険は、終身保険や養老保険と並ぶ生命保険の代表的な商品の1つですが、さまざまな種類があります。必要保障額を補完するため、どの種類の定期保険が適切なのか、それぞれの特徴を理解して、上手に選択しましょう。

(2004.9.12公開 2015.4.23更新)

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