保険の見直し(15)地震保険について(山下FP企画・西宮) - 生命保険の加入・見直し - 専門家プロファイル

山下 幸子
独立系FP事務所山下FP企画 代表・株)エイム西宮オフィス代表
兵庫県
ファイナンシャルプランナー

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対象:生命保険・医療保険

山下 幸子
山下 幸子
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閲覧数順 2024年04月19日更新

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保険の見直し(15)地震保険について(山下FP企画・西宮)

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100万円トクする生命保険の見直し 生命保険

 

前回お話ししました火災保険では、
地震を原因とする火災による損害や
地震により延焼・拡大した損害は、
補償されません。




 

一方、地震保険は、
地震・噴火
またはこれらによる津波を原因とする
火災・損壊・埋没または流失による損害を
補償する地震災害専用の保険です。

 

保険の対象は、
居住用の建物と家財であり、
30万円超の貴金属・宝石や車などは対象外となります。

 


地震保険は、
火災保険とセットでないと
申込みできませんが、
すでに
火災保険を契約されている方は、
契約期間の中途からでも
地震保険に加入できます。


 

地震保険の保険金額は、
火災保険の保険金額の
30%~50%の範囲内で設定され、
上限金額は、建物が5000万円、
家財が1000万円となっています。

 


地震保険は、
損害が巨額になることもあり、
国と民間保険会社が
共同で運営しているため、
どの保険会社で契約しても
補償内容や保険料は同一です。

 

保険料の割引制度があり、
建築年(1981年6月以降の新築建物)
または耐震性能などにより
10%~50%の割引が適用されます。

 



地震保険の保険料は、
将来的な地震発生に伴う
損害の危機(地震リスク)に基づき
算出されています。



 

政府の地震調査研究推進本部が、
地震リスクが高まっていることを公表したことを踏まえ、
地震保険の保険料が、

2014年7月に
全国平均で15.5%引き上げられました。
(引き上げ率は、都道府県や建物の構造ごとに異なります。)



 

地震で建物が倒壊した場合、
経済的なダメージは
非常に大きなものとなります。

万一の場合を想定し、
地震保険で備えるようにしましょう。