（写真）ワイヤーで治すべきか、セラミッククラウンで治すべきか

【質問】
歯並びが非常に気になっています。
まず、上ですが１番と２番の歯の並びが大きさや出方が気になっています。１番の２本はねじれと過去の虫歯治療跡が目立ったためかかりつけの歯科医にて神経を抜いて保険の歯をかぶせていますが気に入った状態ではありません。
前の４本の印象がとても綺麗とは言えないことが気になっています。

下は１番と２番計４本がガタガタであり、さらに若干前に出ているため上の歯に当たって押してきています。
歯科医は全体が前へ押して来ている斜めになっている歯を治すことも含め歯列矯正しなければ歯並びの悪化を食い止めることが恐らく出来ない可能性が高いと言っておりました。
下４本はかぶせる方法では４本入る隙間が無いのでムリだとのことでした。
仮に出来たとしても他の歯が斜めに押してきているのでかぶせた歯もまたガタガタになっていく可能性が無いとは言えないと言われました。実際、そうなのでしょうか？

上の歯並び前４本をキレイなバランス、下のガタガタの歯並びをキレイに直すとした場合どのような見解になりますでしょうか？全部で何本削って、かぶせる結果となりますでしょうか？
予算もありワイヤーで地道に直すのと大差がないのであればクラウンで治すことを検討しております。

【回答】
画像を拝見しますと、上の前歯2本に不自然な差し歯の存在とリップライン（歯ぐきの位置）が不揃いで低いのが確認できます。また、下の前歯に歯列不正もみられます。

このケースにおいて理想的な治療法は歯列矯正（ワイヤー矯正）となりますが、短期間に治すことも可能です。
その場合の治療法は、上の差し歯2本をガムシェイプトリートメント法で歯ぐきの位置を揃え、オールセラミッククラウンに交換します。歯の色や形などのバランスを整えることで調和のとれた自然な感じに仕上がります。

また、下の前歯の歯列不正は4本のセラミッククラウン法を施し、クラウンを連結に作製することで後戻りが防げ、改善が可能と判断いたします。

上2本、下4本（合計6本）のセラミック治療で短期間で歯の色や形・歯並びなどの審美的要素をトータル的にきれいにすることができます。
治療期間は3～4か月で治療費は1本10万円～となります。