「相手を許す」という事に付いて - 心・メンタルとダイエット - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
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クラシックバレエ教師・振付家

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「相手を許す」という事に付いて

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先日、又問い合わせの方に新たに有意義なご質問を頂きましたので、質問者様に承諾を得て、ここで皆様と再度共有させて頂きたいと思います。

( ・・) ~~~ ☆彡

 

今回は同じ方から二つの質問を頂きましたが、特に二つ目のご質問に「相手を許す事」に付いてのご質問がありましたので、それに繋がる様なアドバイスをさせて頂いたつもりです。

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

☆大園エリカの回答☆

 

 

二つの質問を拝見致しました。

 

まず最初のご質問ですが、特に恋愛や夫婦という様な近しい関係になると「相手に取って自分が一番の存在でいたい」というものを私達はより強く持ってしまうものですね。

そして親しければ親しいほど「相手を変えられるのは私しかいない」という根拠の無い自負や自信というものを、何故か人間は持ってしまうのですね。

 

アドバイスをする側は、大概そういう自分の先入観や思い込みには殆ど自覚無く、相手に取って「これが良かれ」と思い、それが相手の為と信じてアドバイスをしたくなる思いというのは、相手と親しいほど強く持ってしまうというのも私達人間なのです。

貴女様が彼にアドバイスされた事というのは、ご自分に取っては何も間違ってはいないと私は思います。
ただ厳しい事を申しますと、ご自分が相手に対して「説得力を持てなかった」という現実があるのですね。

 

相手が変わる時は、相手が自ら「自分を変えたい」「自分は変わりたい」と思えた時以外は無いのです。

 

ですから相手に伝えるアドバイスがどんなに正論であっても、彼の方がまだ自ら「自分を変えたい」と思える様な段階には来ていなかったという事が考えられます。

そこまでの準備ができていない人には、やはり何を言っても「聞く耳を持たない」「聞いている様で聞いていない」「すぐに元の木阿弥」という様な状態になってしまうでしょう。

 

今回のメールの中に、


「そしてふと思ったのですが、失恋をし彼の役に立てるということがなくなったことに凹んでいたようにもある気がしました。つまり相手の役に立てなくて自分の成長を感じる道を閉ざされるみたいな・・・。」

と有りましたが、貴女様がいかに彼の事を好きだったのかというのが、この文から伝わって参ります。

でも一つ苦しみの原因になっているなと思えるのは、「彼を通して自分の存在価値や意義を確認したい」という様なニュアンスが感じられる所でしょうか。

 

自分を表現するのに、本当は(彼に限らず)相手は必要無いのですよ。
そういう意味では、ご自分がどこかに自立できていない部分がお有りなのでしょうね。

もしかしたらその部分が彼に対して説得力を持てなかったという事なのかもしれません。

 

それともう一つ。

貴女様が彼に対してなさったアドバイスというものが、今後いつ彼の中に変化を起こすのか起こさないのかは、誰にも分かりません。

人は後になって気付くという事もありますからね。

 

でも人には皆「自由意思」というものがありますので、彼がまだ「嘘をつく」「自分から逃げる」という事から体験すべき事や学ぶべき事が必要だとしたら、今はそれを尊重するべきなのでしょう。

 

どんなに親しくても、彼には彼の成長の仕方と学び方があるという事なので、やはり恋人であってもそれを尊重しなくてはならないのです。

これは相手を好きであればあるほど執着を持ってしまうから難しいのですけれどね。

 

ご自分に取って辛く感じてしまう原因は「自分の期待する結果に拘ってしまう」という所にあるのではないかと思います。

 

ご自分が愛する相手に対して「こうしてあげたい」「こういう事を伝えたい」というものは大いに有って良いのです。そうしてお互いが成長していける訳ですからね。

 

でも自分にできるのはそれだけであって、「結果は天に任せる」「相手の事は相手に委ねる」というものが無ければ、相手の事を思ってアドバイスしたつもりが、

 

いつの間にか「結果や相手を自分の思い通りにしたい」というエゴなものになってしまうので、それが苦しみの原因になっておられるのではないかと思います。

 

二つ目のご質問の「相手を許す」という事へのお答えも、そこにヒントが隠れている様に思います。



大園エリカ

 

 

 

 

以上が、今回のご質問に対する私のアドバイスでした。

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

 

 

昨夜撮れた美しいお月様♫

(^^☾

 

 

以下は、ご質問者様に補足のアドバイスとしてお伝えしたものになります。

 

 

☆大園エリカの追加回答☆

 

自己の肯定感というものはご自分だけでは無く、相手の方含めてどなたにも必要であるという事でもありますね。

ただそこに「自己否定」や「罪悪感」や「自己憐憫」「被害妄想」的なものや、解決できていない「トラウマ」や「コンプレックス」等があると、「自己肯定」というものも歪んでしまうという事です。

彼が貴女様のアドバイスに耳を傾けられなかった原因の一つに、その様な顕在意識には上らない「トラウマ」から来る愛情飢餓があるのかもしれません。
その場合「嘘」とか「自分から逃げる」という行為を正当化できますからね。


でもそれは根本解決にはなってはいないので、彼もそういう意味では表面では何も感じていない様に見えて、魂は苦しんでおられるのではないかと思います。

 

 

大園エリカ

 

 

 以上が補足のアドバイスでした。

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

且つては自分も通って来た道なので、今回のお悩みを相談されておられる方の心の痛み(苦しみ・悲しみ)が私にはとても良く理解できます。

 

人間の悩みの原因というものに辿り着ければ、このご質問者の方もいつか「自分で自分の答えが出せる」様に、きっとなられる事でしょう。

(^^✿

 

 

 

 

 

 

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カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年