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昨年から5000万円超の国外財産がある場合に、「国外財産調書」を提出することになっています。
提出しない、あるいは不実の記載などにはペナルティがあります。
今回、新聞で初めてこのペナルティが課せられた事例をみました。
海外の所得の申告漏れとの合わせ技のようです。
「国外財産調書」は相続財産を把握したいという思いが強かったと思いますが、今回のように海外所得の申告漏れをきっかけに、この制度が効いてくるので、油断できない制度です。
今年7月から「出国税」も導入されます。
出国税は、出国時点で保有する有価証券等の評価額が1億円以上の場合、いったん税金を納付してくださいという制度です。
今後マイナンバー導入もあり、6月までに出国したいという人の相談が増えています。
このコラムの執筆専門家
- 大黒たかのり
- （東京都 / 税理士）
- 大手町会計事務所 代表税理士
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