2-1 自分らしく暮らすために60代から始めるマネー・ライフプラン講師を終えて|明治大学 - ライフプラン・生涯設計 - 専門家プロファイル

明石 久美
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閲覧数順 2024年04月23日更新

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2-1 自分らしく暮らすために60代から始めるマネー・ライフプラン講師を終えて|明治大学

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セミナーの様子 :老い支度セミナー
明治大学で、自分らしく暮らすために60代から始めるマネー・ライフプランセミナーを行ってきました(2014年12月8日)。


全5回講座の4回目と5回目が私の担当。主に人生の終盤、エンディングについてのお話が私が担当するメインです。

生涯学習のため、受講者は一般の方々が約60名ほど。テキストはFP協会が発行している「自分らしく暮らすために60代から始めるマネー・ライフプラン」。今回のテーマと同じです。

4回目の今回は、将来の住宅や介護、成年後見についてのお話。

持ち家の方は、今の家に住み続けることが前提でしょうが、夫婦ともに自宅で過ごせるかどうか分かりません。ひとりになったときに寂しい思いや不安を抱えながら過ごさなければならないかもしれません。

賃貸の人は、今後の家賃やずっとそこに済み続けられるかなどについて考えていかなければなりません。

今の家に住むのではなく、田舎に暮したい人もいれば、二世帯住宅にして子供と暮したい、狭くても駅から近い便利な場所に移りたい・・・人それぞれどうしたいのか違います。

考えること自体も大変ですが、それを実行するとなるともっと大変なものです。

しかし実行するかどうかは別として、今後どうして行きたいのかを考えておくことは必要です。

施 設などに入らなければならない状況になってしまったり、今後は何が起こるかわかりませんが、子供にどこまで頼るのか、頼らないのか、誰とどこでどのように 過ごしたいのか、それができる環境なのかなど、先々のことを考えておき、自分や夫婦なりのプランを考え共有しておくことは必要ではないでしょうか。

そして介護施設もさまざまあります。
お金があれば入れる施設はたくさんあります。しかし金銭に余裕のある人ばかりではありません。

今後必要になるかもしれないお金を確保しつつ、施設入居を考えるとなると、多くの選択肢があるようでそれほどないのが現状かもしれません。

ご自身の身体的・精神的状態によって入居できない場所もあったり、探すだけでも大変なことです。

しかし、どのような施設があって、どの程度のサービスが受けられて、どのくらい費用がかかるのかなど、事前に知っておかなければ今後の見通しもつかないものです。

元気なままぽっくり・・・つまり、ピンピンコロリを皆さん望んでいるようですが、要望どおりに行くとは限りません。

自分自身が困らないように、家族に迷惑をかけないようにするためには、施設の情報収集をしたり見学に行ったり、元気なときからどうするのか考えておくことも必要なものです。


そして成年後見制度。
誰しも認知症になるつもりはないでしょう。しかしこればかりは分かりません。

もしも認知症になってしまったときに、誰かに自分の代理を行ってもらわなければならないかもしれません。

そのときに誰に行ってもらう予定なのか、身内がいない場合誰に頼るのかなど考えておかなければなりません。


成年後見制度はいい部分ばかりではありません。場合によっては本人や身内が嫌な思いをすることだってあります。

制度をよく理解せずに利用した結果のトラブルだってあります。もちろん、成年後見制度を利用して助かっている人だっています。

「なんだかそんな制度があるようだから、イザというときには誰かが行ってくれるだろう・・・」。そんな風に思っているとしたら要注意です。きっとあなたの周りの人は迷惑するでしょうし困るはずです。


年を重ねるということは、今まで出来てたことができなくなってきたり、思うように行かなくなったり、不安も多くなったり、若いときとは違う問題が発生してきます。

気持ちは若いままでも現実を見つめると、考えたくないことが多くあります。

しかし誰だって年は取るもの。平等です。

そうであるならば、今から先のことを考え、不安を少しでも取り除いたり、誰か頼れる先を探しておいたりしておくことも大切です。

まだまだ若いからと言えるときだからこそ考えられる、そう前に向きに捉えて今後のことを考えていただきたいと思います。


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