どうにでもなる部屋 - インテリアコーディネート全般 - 専門家プロファイル

村上建築設計室 
東京都
建築家

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閲覧数順 2016年12月04日更新

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どうにでもなる部屋

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月島の屋形船
玄関のすぐ隣の空間。
月島の屋形船のこの空間は、玄関と一体化したオープンな部屋になっていて、普段は腰壁だけで仕切られていますが、必要に応じてロールスクリーンで間仕切ることができる、多目的な部屋です。
(右写真:玄関側から見た風景、左写真:部屋から玄関側を見た風景で、茶色い木でできた壁のように見える部分は玄関の壁面収納と洗面室入口の引き戸です。)

リフォーム前は北側に向いた暗くて狭い個室で、以前住まわれていた方もこの部屋をあまり使っていなかったようでした。クライアントと何度も打合せをし、「ここを壁で仕切ったら、以前と同じように使いたくない雰囲気になるだろう。。。それなら、いっそオープンにしてしまったら??」ということになり、あえて目的を定めず、暮らしながら家族みんなで色々なことに使っていこうということになりました。

その結果、普段は子供の遊び場となったり洗濯物をたたむスペースに使ったり、親戚の方が泊まるときはロールスクリーンをおろして布団を敷いたり、お客様を招いて宴会をするときはここも開放したり・・・と、さまざまなスタイルでこの空間を活用されているようです。

通常、マンションは部屋の数が多いほうが人気があるのか、細かく部屋を仕切る傾向にあり、その結果、使いづらかったり意味不明な部屋があったりします。また、一戸建ての場合もそうですが、大抵は「○○部屋」とか「○○さんの部屋」というように、それぞれの部屋の目的があらかじめ決められていることが多いと思います。

でも、このような「どうにでもなる部屋」があると、一見、無駄な空間に見えるかもしれませんが、家の中に融通がきく空間ができ、住まい方にも変化が出て面白いものです。最初から何もかも決めてしまうのではなく、こんな「余裕」を考えてみてはいかがでしょうか?

村上建築設計室

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(東京都 / 建築家)
村上建築設計室 

時間が経つごとにその土地に根付いていく、そんな家を創ります

東京・青山にて夫婦で設計事務所を開設。機能的で自然な美しさを持つ、時に淘汰されない建築を目指しています。光や風、日常の瞬間が美しく感じられる空気感を大切にし、その空間に触れた人々が豊かで幸せになれるよう、少しでも貢献したいと思っています。

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