匿名組合を利用した、いわゆるプロ私募ファンド。
機関投資家が1名おり、届出すればOKという手軽さから、多くのファンドが乱立しています。
それゆえ、問題も多く、詐欺に利用されるケースも多々あります。
弊事務所では、このようなファンドのバックオフィス的な業務を受託していますが、プロ私募ファンドの危ないところは、お金がいつでも持ち出し可能な体制であることです。
一般的な投資信託であれば、信託銀行に分別管理されていますが、匿名組合のようなファンドはまずそのような管理はほとんどしません。
全く見ず知らずの人にお金を預けるのは恐ろしいことですし、資金を集めるのも苦労します。
プロ私募ファンドに関しては、投資家要件など今後様々な規制がかかるでしょうが、抜本的に変えていかないと無理かもしれません。
このコラムの執筆専門家
- 大黒たかのり
- (東京都 / 税理士)
- 大手町会計事務所 代表税理士
資産運用と節税のことならお任せ下さい。運用会社出身の税理士。
今の運用に満足ですか。今の税金の支払に満足ですか。今の相続対策に満足ですか。不安な時代だからこそ、確かな情報と信頼できる相談相手が必要です。運用も節税もすべてオンリーワンのオーダーメイド。土日早朝深夜も対応する身近なパートナー。
「税金」のコラム
新NISA 海外転勤(非居住者) Q&A(2024/03/07 10:03)
2023年度税制改正大綱 コインランドリー、マイニング節税防止(2023/02/14 14:02)
2023年度税制改正大綱 暗号資産時価評価の見直し(2023/02/07 14:02)
2023年度税制改正大綱 スタートアップへの再投資非課税制度の創設(2023/01/31 14:01)
2023年度税制改正大綱 高所得者に対する課税強化(2023/01/24 14:01)