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丸山 ゆ利絵
アテインメンツ合同会社 代表
大阪府
経営者・エグゼクティブのコンサルタント

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対象:人材育成

閲覧数順 2016年12月07日更新

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リーダーに必要な「質問力」を上げる3つのポイント

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リーダーシップ

リーダーには「質問力」が必要です。

 

「考えろ」という前に「質問」する

人に質問をすると、脳が無意識に答えを探そうと動き出す…

人間のアタマはそうできています。

文字量にすると、実にA4約30枚分くらい探そうとするそうです。

「考えろ」と指示をするより、よっぽど効率良く相手のアタマを動かせるわけです。

 

相手の自発的な思考を促し、相手の意欲を引き出す「コーチング」を学ぶ管理職が増えています。

2000年代になってから、人の心理や脳の動きに関する研究が急速に進んでから、

人にいうことを聞いてほしいときに抑圧的な接し方になってしまうと、

あまり良いことがなさそう、ということがわかってきました。

それにしたがって、コーチングスキルを身につけることによって、

部下の発想や意欲を引き出したい、

と考える方が多くなったのです。

 

しかし、コーチングスキルを身につけようとする前に、

まず「適切な質問をする力」が必要です。

人が自然に自分の内部思考に目を向けるには、きっかけとなる「問いかけ」がなければなりません。

質問力なくして、人の自発的な発想は促せないのです。

 

質問力を上げるための3つのポイント

そんな、質問力を上げようとするならば、ここでご紹介する3つのポイントに分けて考えてください。

 

1. 態度と観察

表情や態度、あいずちの打ち方など、よく「傾聴の姿勢」と言われるところです。

特にあいずちの打ち方などの「フィードバック」があると、

人間は知らず知らず励まされ、もっとよく考えたり詳しい答えを出そうとします。

逆にそこがダメだと、知らないうちに相手の無意識によくないプレッシャーを与え、

質問の答えがスムーズに引き出せなくなってしまいます。

また、さりげなく相手を観察することも必要です。

視線や表情の変化で、相手の思考の変化や質問をはさむポイントを計れるからです。

 

2. 相手の「思い込み」を見つける

「思い込み」というのは誰もが持つものです。

思い込みには「無意識」の中にありますので、みんな知らずに思い込みによる判断をしています。

たとえば、「◯◯だと、◯◯できない」「◯◯と考えるのがふつう」と固定観念にとらわれたり、

相手も同じように考えていると思いがちです。

そこにスポットライトをあてて、「思い込み」を気づかせてあげると、

自由な発想や話の展開がしやすくなります。

そのためには、あなたが「ここには“思い込み”がないだろうか?」と考えるクセをつけることです。

相手の思い込みを探る質問は、例えば

「なぜ、そう思う?」

「誰がそう決めたのかな?」

「あなたが言う◯◯は、あなたにとってはどんな意味?」

などの質問です。こんな質問は特に1.の「態度」が適切でないと

逆に相手をかたくなにしてしまいます。気をつけましょう!

 

3. 良い質問をつくる

相手の言葉を引き出しにくい質問をしてしまったら、

質問で相手のアタマを動かそう、という目的にそもそも反してしまいます。

では「良い質問とは何か」と聞かれれば、まずこの二つを意識してください。

・「はい・いいえ」だけで答えられない質問

・未来思考の質問

相手が「はい/いいえ」でしか答えられない質問は「こう思うよね?」という確認にしかなりません。

場合によっては必要ですが、相手の発想を促す質問にはなりません。

また、「どうして、そうしたか?」「どうやってしたのか?」という

過去を追いかける質問は、

「では、これからどうする?「どうなると思う?」という

未来を問いかける質問の準備としては必要ですが、

過去だけで終わってしまうと、発想になりません。

こう書くと、当たり前のようですが、上司が部下に質問していると

相手の反省も促したいと、「過去」を追いかけてしまうことがよくあります。

 

これらの3つのポイントにそれぞれ注意していいただくことが、

総合的な「質問力」を上げるポイントです。

ぜひ、意識してやってみてください。

弊社では、リーダーの質問力を上げる研修プログラムを実施しています。

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