珠算式暗算はそろばんで計算するときと同じように、指を弾いて！

明石市のそろばん教室「アバカス速算」の田崎です。

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

珠算式暗算は

そろばんを頭の中に思い浮かべて指で弾いて計算します。

　　　　・・・・が、指を弾かない生徒が大勢います。

筆算式で計算しています。

最初の頃は、簡単な計算なので、

見ただけでわかってしまう生徒が多く、指を弾きません。

弾いても指の動きがあっていない生徒もいます。

ずっと親指だけしか動いていないか、

足していった途中の答えだけを弾いている生徒もいます。

これは、もしかして、私が生徒の採点をする時に、

ほとんど指を弾かさないで計算するので、

弾かなくていいと思っているのでは

と、最近考えてしまいます・・・・・・

せっかく幼児期や小学低学年から暗算を練習すると

必ず出来るようになるのに・・・・もったいない。

　　保護者の方も、きっと暗算ができるようになってほしい

　　と思ってらっしゃるでしょうに・・・・

　　「親の心、子知らず」です。

そろばんの珠を思い浮かべて・・・というと

頭の中に、そろばんの珠の形が浮かぶと

思われている方が多いと思いますが、

実際は、ぼや～っとした線のような感じで、

見えると言うよりは、透明な形があるような感覚

と言った方があっているかもしれません。

　　初心者は、茶色い珠が見えるんだそうです。

これは、昔、そろばん日本一になられた方が、

テレビで言われていましたが、本当ですよ。

珠算式暗算ができない人には

　　　　理解できないかと思います。

珠算式で計算しなくても、

3級程度までなら検定試験に

合格することはできるかも知れません。

でも、暗算検定2級以上になると、

制限時間内に早く正しく計算しなければ

合格することはできません。

フラッシュ暗算や、読上暗算も

途中で止まるということができないので

これも限界があります。

高学年や大人になってから習い始めた人でも、

自分でできるようになりたいと思うことと

　　教えられたことに素直に従う生徒は、

　　　　　必ず出来るようになっています。