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閲覧数順 2016年12月05日更新

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自分で問題をみつけ、解決する能力

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外国から見た日本

「日本の教育制度は世界から遅れている。 大きく変える必要がある。」

とは、恐らく日本のほとんどの親も子も、教育関係者も、政治家も知っていることだと思います。

 

それなのに、何十年も「変えなきゃ!」「どうやって?」で詰まったまま、かわいそうな子供たちの脳がどんどん破壊され続けています。

 

現在小学6年生の子供が大学を受験する頃には、大学入試が大きく変わるそうです。

病的に時代錯誤の入試問題、能力の計り方を変えるんだそうです。

 

「自分で問題をみつけ、解決出来る能力」をつけるためだそうです。

ほぉ。。。

 

この能力が今、そして将来を生きるには必須だということも、気がついているようです。

それはよかった。

 

でもどうやって?

How?

 

具体的な方法は決まっていないそうです。

「どうやって?」は相変わらずわからないけど、取りあえず「変える」という枠だけを作ったようです。

 

正に日本式ですね。

体裁を整える。

 

 

「自分で問題をみつけ、解決出来る能力」

日本の子供だけでなく、大人にも恐ろしく欠けている能力だと感じます。

 

教育の仕方というより、社会での人の考え方が一番の原因だと思います。

 

「なぜ?」の疑問を感じることを良しとせず、上から降りてくる事実を受け入れる。

問題はだれか「上」が解決してくれるもの。

教師だけでなく、親もこの考えを180度改めないと、子供には「自分で問題をみつける」能力など育ちません。

 

 

日本の教育を変えるのに絶対必要なものは、「自分の周りに疑問をみつける」クリティカルシンキングの基本です。

 

クリティカルシンキングの基本は、「なぜ?」から始まります。

そこから「自分で問題をみつける」能力へと結びついて行きます。

 

ぼ~っとしていても「なぜ」など思いつきませんよ。

好奇心をいっぱい持って、周りのありとあらゆるものを観察すること。

そしたら自然に具体的な「なぜ」をいっぱい思いつくはずです。

 

小学入学時までは、必要ない習い事(英語も含めて!)は一切なし。

日本での早期英語教育ほど時間とお金を無駄なものはないと考えます。

 

自由時間がたっぷり。

本をいっぱい読み聞かせ

そうしたら、自分でもいっぱい読むようになりますから。

 

アインシュタインも言ってますよ:

“If you want your children to be intelligent, read them fairy tales. If you want them to be more intelligent, read them more fairy tales.”

「子供の頭を良くしたいなら、おとぎ話を読んでやること。 もっと良くしたいなら、もっとおとぎ話を読んでやること。」

 

たっぷりの時間の中、脳の中を空想が駆け巡ります。

それがクリティカルシンキングの基本です。

 

 

そうして育った脳に、どんなにたくさんの「なぜ?」が蓄積されているだろう? を試すべく、

Pixtonという英語でコミックを作るWeb教室を生徒に使っています。

背景や人物を自由に変化させ、表情の微妙な動きまでエディット出来ます。

 

生徒は自分のストーリーを自由に創って行きます。

ストーリーには「問題」が不可欠。

何かが起こり、それを解決することがストーリーの展開です。

 

前のコラム「連続した論理を組み立てる能力」でも説明しました。

その「連続した論理を組み立てること」=「自分でみつけた問題を解決する能力」です。

 

訓練の成果か、あっという間に超上級の能力をみせる生徒が増え始めました。

この小さな動きから何かが始まると素晴らしいなと思います。

 

が、この国全体の意識が変わらないことには、せっかくの進歩も私の教室の外では消えてしまいます。

(だから、全生徒を連れてのカナダ移住計画を思いついたんですけどね!  こんないい子たちの脳が破壊されるのは惜しい!から。)

 

かつて、大学進学を控えた高校生たちにScientific Methods を使った正式なリサーチ方法を指導していました。

リサーチの方法も知らずに大学生になる日本の教育に、背筋が寒くなったからです。

 

しかし。

3年後ギブアップしました。

日本の高校生の能力に落胆したからです。

 

まず自分で「問題」をみつけることが異常に難しいようです。

「なぜ?」を考え、その理由を仮説にし、検証方法を考え。。。というプロセスの第一番目。

日常の観察からの「なぜ?」を思いつかない生徒がほとんどでした。

 

何時間も考え(てなかったのかも知れませんが)出て来た「なぜ」が

「なぜ人間は年をとるか?」。。。。。。

仮説にも何もたどりつきません。

 

日常の観察からの「具体的ななぜ」には全くたどりつきませんでした。

この地域で一番レベルが高いと言われている高校の3年生がこれです。

 

それ以来、日本の生徒にScientific Methods の指導はあきらめました。

もっともっと基礎的な脳の改革が必至です。

 

 

前述のPixton も基礎的な脳大改革のツールのひとつです。

他にも様々試しています。

 

日本の小学校もこんな指導を取り入れるべきですね。

生徒がみんなコンピューターの前に座って。

あくまでも自由な作業。

先生は助けが必要な時にだけ、適切なアドバイス。

 

ただし。

指導する人に、クリティカルシンキング理解がないと単なる「お絵かきごっこ」になりますけどね。

 

さて。

 

 

最近の生徒の傑作をどうぞ。

「なぜ?」が素晴らしい!

1.

 

2.

3.

******************

 カナダの小・中・高校の教育課程を基にした指導をしています。
クリティカルシンキングの基本が出来た生徒は「カナダの小さな町での留学・ボランティア」で自分本来の能力を発揮中です。
Super World Club(大澤眞知子、Robert McMillan)  

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