「人生の奥行き」 (自著) より ③ - 心・メンタルとダイエット - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家
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「人生の奥行き」 (自著) より ③

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私は常々、"悪口を言う事" と "事実を言う事" とは違うと思っている。

 

 

他人の事でも自分の事でも、きれいなものはきれい、汚いものは汚いと言える事が大切で、

 

本当はそう思っているのに、人の悪口になるのではないかときれいな事しか言わない人間や、

不自然に無口な人間、嫉妬から他人の美しさを認めたがらずに、いつも気になる人の粗探しをしている人も多いが、

 

心の中で思っているのも、外に口に出して言うのも同じ事。

中と外だけの違いであり、私自身は、まだ自分の汚いものを表に出す人の方が清いかもしれないと感じる時がある。

 

大事なのは "事実" を言える事。

 

 

だがそれを言える為には、誰にも何にもおもねらない自由な人間でなくてはならないであろう。

 

 

人から嫌われる事を恐れて、或いは人に良く見られたいが為、或いはその人から何かを得ようとして、感じている事を表に出さずに心の中で溜めている偽善的な人は気付いていない。

 

その内に込もったネガティブなオーラが、その人の "雰囲気" として表に出ている事を。

"言葉" ではごまかせても、その人の持つ "雰囲気" だけは嘘をつかない。

 

良く「私は見た目で誤解される」と言う人も謙虚ではない。

何故ならその人の持つ "雰囲気" 、それは正にその人自身の内面を表現しているものだからだ。

 

 

内に無いものは、表に出て来ない。

中と外は一緒だ。

 

 

そこにトリックは通用しない。

そして人は、その造作ではない、正にこの "雰囲気" により、人を美しいと感じるものなのだ。

 

 

それはダンサーにも通じる。

ダンサーは舞台では裸にされる。

 

どんなに素晴らしい装置に囲まれ、どんなに美しい衣裳をまとっても、

そのダンサー自身の生き様、内面は観客には筒抜けなのだ。

 

 

 

 

(※「人生の奥行き」 大園エリカ 著 より)

 

 

 

 

 

  「秋草」

 

(片岡鶴太郎「No Rain, No Rainbows.」より)

 

 

 

 

悪口・陰口などもそうですが、心で思っている事は言葉に出しても出さなくても、結局同じ事なのです。

 

口では何とでも、嘘でも綺麗事でもいくらでも言えますから "善い人" を装う事は、或る意味簡単な事かもしれないですが、

大概人は、どこかに違和感を持ちながらも、そういう「言葉の方を信じてしまう」のは、心というものが目に見えないものだからでしょう。

(^^;

 

でも人間は「心で思っている事の方が本当」である訳ですから、

「人の悪口を言ったらいけない」と表面を装っても、もしその人の本音が違っていたら、そこに違和感が生じるものなので、本当の意味で他人に説得力を持つ事はできないというのは当然と言えば当然なのは、

 

そういう人の偽善を私達は本当は、最初に肌で無意識に "違和感" として、「感覚」でキャッチしているものだからです。

相手がいくら隠したつもりでいても、その見えない情報は外にはダダ漏れしているものなのです。

(^^;;

 

でも人が良いと、「他人をそんな風に見ちゃ行けないわッ。そういう事を感じる私が悪いンだわッ」と思ってしまい(笑)、最初に自分が感じた違和感を打ち消そうとされて、偽善的な言葉の方を信じようとしてしまう方も多いのですが、

 

でもだから、世の中はこんなにグチャグチャとしているのです!?(笑)

(皆様、もっとご自分の最初の直感を信頼致しましょう!)

(; ̄O ̄)

 

 

では、そういう偽善を「見抜く感覚」と「ブレない感性」を研ぎ澄ましてくれるものは何かと言うと、

それは「自分の生き様」からしかないのですね。

《゚Д゚》☆彡

 

 

「自分の中と外は一緒」ならば、普段から他人や自分に嘘の少ない人の方が、他人の嘘や偽善を見抜ける様になるのは当然であり、必然です。

 

そして「自分の眼で、ものを視る」とは、そういう「感覚」の事なのです。

☆_(_☆_)_☆

 

 

ちなみに私は、人の悪口・陰口を言う人間にはなりたくないですし、偽善的にもなりたくないので、

「思った事は、言いたい本人に、自分の責任で直接自分から伝える」というのをモットーとしています。

_(_^_)_

 

何故なら、シンプルに「本当に伝えたい相手に、本当に伝えたい事を、自分の口から直接言う」事ができれば、陰口という行為は必要無いからです。

 

又、人(第三者)を介した "又伝え" というものも、他人が中に入れば入るほど自分の真意が伝わらなくなり、シンプルな事が余計複雑になりますから、これもNGです。

 

相手を「責める」気持ちで話すのではなく、自分の思いを正直に伝えるという「誠意」で話すと、人はちゃんと聞いて下さるものです。

(^^✿

 

そうしてお互いの理解を深めて行けば、お互い陰で相手の事を悪く言わないで済む訳ですし、

 

こういう大人の誠意在るコミュニケーションが、裏表の無い=ストレスの無い気持ちの良い「人間関係」を築いて行くスタイルなのではないかと、私自身は思っております。

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

 

 

 

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舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

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長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年