- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
昨日は「鏡開き」でした
神様にお供えしたお餅をいただく日です
召し上がりましたか?
私は小豆とともに「小倉汁粉」にしました
鏡開きは元々は
武家の風習「具足開き」が一般化されたものだと言われています
鎧などの具足に供えた具足餅を下げて雑煮にしました
元々が武家の風習ですから
餅にしても刃物で切るのは縁起が悪いとされました
切腹を連想させるからです
そこで 手や木鎚で開くことになります
「切る」「割る」という忌み言葉を避けて
「開く」という言葉で表現したのですね
1月の11日に行われる行事ですが
地方によっては 15日 20日と言うところもあります
だいたい この頃になると 餅にひびが入り
カビもはえます
日本の住居や自然が これらの風習にあっていたのですね
昨今は パックのお餅ですから
自然にお餅がひび割れたりしませんね
さてさて
みなさまは このお餅どのようにして召し上がりますか
ぜんざいですか?
お汁粉ですか?
それとも・・・・お雑煮ですか?
私は「小倉汁粉」です
関東では汁のあるタイプが主流かな・・・
「汁粉」というのは小豆のつぶつぶさらした状態のものです
つぶつぶのままの物を「ぜんざい」といいますが
関東ではその中間??
つぶつぶを残した状態で汁もあるのが「小倉汁粉」です
「田舎汁粉」ともいいますね
我が家では昔からこの「小倉汁粉」で頂きます
最後はお抹茶です
今年は「歌会始め」の勅題「本」のお茶碗で頂きました
一般社団法人橘流恕学(jyogaku)アカデミーhttp://tachibanaryu.net/
一般社団法人橘流恕学アカデミーでは、マナー研修・茶道・和文化などを通して
「恕」の精神を伝えています
「恕学」とは「自分を受け入れること」「相手を受け入れること」「互いに想いを馳せ合うこと」「相手の身になる」を実践して豊かな人生を送るための学びです
橘 凛保(Riho Tachibana)