- 黒木 昭洋
- コーチ
- BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ
対象:コーチング
BeingとDoing。
この言葉きいたことがありますか?
キャリアに絞っていうと、以下のような意味で使われることが多いようです。
・Being ⇒ (自分が)どうありたいか、ありたい姿について
・Doing ⇒ (自分が)何をすべきか、するべきことについて
キャリアについて相談をいただくことも多く、この2点について対話をしたり、アドバイスさせていただくことも多いです。
本日はこれかのことについて話ができたらと思います。
BeingとDoingはどんな意味を持つか?
この2つはどちらが良い、悪いという話ではないと思います。
いうなればどちらも大事だと考えています。
ただその「持ち方」や「持つタイミング」が非常に大切なのではないかと思います。
例えば、20代のキャリアを始めたばかりの型にとっては「Being」はまだ固まりきっていないと思います。
まだ多くの知見、経験を積み重ねるべきで、視野を広げるタイミングです。
(つまり「Doing」に力を入れる時期ですね。)
「Being」を固めるために、さまざまな事に挑戦することが大切です。
狭い了見で「Being」を持ってしまうと、かえって本人の可能性を狭めてしまうのではないでしょうか?
では30代ではどうでしょうか?(私もこのタイミングです)
「Being」を徐々にはっきりさせる時期になると思います。
自分がどうありたいかという「使命」や「ミッション」を言語化して、人に語り、その実現のために何をするべきかの取捨選択が徐々にできるようにある時期です。
つまり、「Being」に徐々にフォーカスが当たる時期です。
キャリアを積み重ねて10年前後に当たるこの年代で、稚拙でもいい、自分の考えを自分で語れるようにすることが重要です。
そして40、50代になるに従い、その「Being」の集大成にもっていく、そのようになるのではないでしょうか?
40、50代になって、自分のしていることが社会的にどんな価値を認められることなのか、社会的にどんなことが残せるようになっている、こんな意味づけをもって働けることが幸せなキャリアの積み重ね方だと思います。
論語にもこうあります。
子曰わく、吾十有五にして学に志す、
三十にして立つ、四十にして惑わず、
五十にして天命を知る、六十にして耳順がう、
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。
(訳)先生が言われた。「私は十五歳で学問に志し、
三十になって独立した立場を持って、四十になってあれこれ迷わず、
五十になって天命をわきまえ、六十になって人のことばが素直に聞かれ、
七十になると思うままに振舞ってそれでも道を外れないようになった。」
※以下より引用※
http://homepage3.nifty.com/geturo/karuta/ansyou/rongo.html
これは現在の「キャリアの積み重ね方」にも当てはまることだと思います。
各年代での迷い、それぞれにあることだと思います。
その迷いを一緒に見に行き、自分のキャリアに対してリーダーシップを発揮するお手伝いをする、それが私のありたい姿です。
その迷いの解決の意思所ができたら、私は幸せです。
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