スゥエーデン式の支持力判定自体にも問題が!? - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

野平 史彦
株式会社野平都市建築研究所 代表取締役
千葉県
建築家
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スゥエーデン式の支持力判定自体にも問題が!?

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これからの家づくりの視点 何故、未だに地盤事故がなくならないのか?
 地盤調査の結果データを地質工学の知識を持った専門家が検証し、地盤調査報告書を作成してくれるところはまだ良心的な調査会社と言えるのかも知れませんが、そのデータ自体が間違っている場合があります。
 実は、先にお話した先端に取り付けるスクリューポイントが磨耗しているために、貫入の際、空回りして回転数が多くなり、柔らかい地盤を硬いと過って判定してしまうことがあるのです。

 日本工業規格(JIS)には「最大径で3mm程度以上減少したものは使用しない方が良い」との記述があるだけで、基準が明確になっていないため、調査を行う作業員自体、その使用限界を知らないまま作業が行われていることが多いのです。

 そのため、私達は、必ず現場に立ち会い、作業前にスクリューポイントの外径をチェックし、その写真を調査報告書に必ず添付させる様にしています。
 指摘しない限り、その様なチェックを自ら行なっている業者はまずいませんので、これはSWS試験のひとつの盲点と言えるかもしれません。


(次回に続く)

私共のHPでは、プロも知らない住宅にまつわる諸問題を数多く取り上げていますので、興味のある方はご覧になって下さい。