伸びる「多民族」の国カナダと、沈む「単一民族」の国日本 - パーソナルコーチング - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2016年12月04日更新

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伸びる「多民族」の国カナダと、沈む「単一民族」の国日本

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外国から見た日本

98.5% 日本の国に住んでいる日本人の割合です。

32.2% カナダに住んでいるいわゆる「カナダ人」の割合です。 他は実に多様な民族が集まっています。

 

98.5%をひとつの民族が占める国というのは、世界の中でも非常に特異です。

 

グローバル人材とか何とかのかけ声のもと、何をやろうと日本人の心理の中に「異なる民族とは」の概念が芽生えるわけもありません。

 

英語の学び方で完全に迷子状態になっているのも、周りに多言語を使う人がほとんどいないからです。

「母国語とは」、「外国語とは」の意味を理解出来る環境が全くないからです。

 

Dec.28 New York Timesの記事(Bilingual Nationhood, Canadian Style)にこう書いてあります。

 

― 世界の先進国は大きく二つのグループに分かれます: 移民を惹きつけ歓迎する国と、そうでない国です。

日本のように、移民受け入れに難色を示し、それら移民によって自分の国を変えられるのは真っ平と考えている国は、経済と人口の両面において衰退してく運命にあります。-

 

「人口が減り、債務が膨らみ、通貨の価値の落ちて行く日本の長期的展望は大惨事ではないか。 私が仮に20歳以下の日本人なら国を出て行くだろう。」 - 投資家Jim Rogers (日本経済新聞より)

 

「現状を放置すれば、いずれ経済成長の維持も困難となり、経済規模の縮小が加速する『縮小スパイラル』に陥る」-政府「選択する未来」委員会報告 (日本経済新聞より)

 

年末のニュースを読んでも、「落ち行く日本」がかなり具体性も持って迫って来ます。

 

化石のような教育制度のもと、自分で考える能力も伸ばせず、コンピューターからあっという間に引き出せるような情報を何時間もかけて覚えている高校生たち。

 

クリティカルシンキングの「ク」の字もないまま、大学生ごっこをやっている日本の学生たち。

 

とにかくどっかの会社に入り、安定した給料をもらい(もし安定した給料などというものが存在するとしたら)、(みんなそうするものだから)結婚し、子供を作り(世間体のため)、35年ローンで家を買い(親に助けてもらって)、毎日同じことを繰り返しながら、ローンを払い続けながら年を取っていく。

 

一回きりの人生なのに、これが本当に望んだ生き方なのかなと、こっちが落ち込んでしまいそうです。

 

Entrepreneur (起業家)になろうという若者がぐんを抜いて低いのも日本です。

 

またNew York Times の記事によると(Bilingual Nationhood, Canadian Style)

移民の数、社会の多様性の割合は、起業精神の高さに比例するそうです。

 

今年、イギリスは非常に否定的な移民政策に転換しました。

それに関して、London School of Economics の専門家たちは大いなる警鐘を鳴らしています。

「この否定的な移民政策は、起業家精神に大きな打撃を与え、将来の経済成長を大きく損なうものである。」

 

さて、日本は。

移民政策すら存在しません。

「入れたくない」そうです。

98.5%の日本人割合に危機感すら覚えてないようです。

 

「日本に移民したい!」外国の人が果たしているかどうかも問題ですけどね。

 

起業のしやすさ世界ランキングでも、日本は120位。

恐ろしい順位ですね。

 

「日本に行ってビジネスしよう!」はおそらく「なし」ですね。

 

ビジネスしにくい、起業するのが難しい国です。

若者の意欲も湧くはずありませんよね。

 

 

カナダは移民に非常にやさしい国です。

世界で一番早く移民国家を宣言した国でもあります。

 

起業しやすさでも世界3位です。

自分の能力をビジネスで試す機会が簡単に手に入ります。

 

民族・人種の違いによる差別は法律により厳しく禁止されています。

というより、法律なんかに頼るより、そこに住む人たちの態度そのものが、カナダの多民族主義を現しています。

 

カナダの人たちは、「多種多様な人が混じることで、国もそこに住む人ももっと良くなり、強くなること」をよく知っています。

 

カナダに移民して来たインド人の家族に招待されたことがあります。

みんな英語と自分たちの母国語、そしてマレー語、ポルトガル語など多言語を自由に操ります。

 

インドのカレーなどをごちそうになった後、みんなで歌が始まりました。

なんと。

家族全員が立ち上がって朗々と「Oh Canada (カナダ国家)」を歌ってくれました。

 

「この国に来て本当によかった。カナダが大好き!」と。

 

 

日本への移民家族が同じような気持ちになる状況は、どう楽観的に考えても思い浮かびません。

残念ながら。

 

 

多民族主義の中で暮らし、多言語を使うことは簡単ではありません。

しかし、どんなに難しくても今の世界の大きな動きを止めることは出来ません。

 

多民族、多言語の中に自分を置いてみることで、将来に大きな希望が見えて来るはずです。

多民族主義についていけない日本と一緒に落ちぶれて行くのは勿体ない。

 

 

そんな気持ちを込めて、2015年。

私と相棒の始める「カナダプログラム」が本格始動します。

 

カナダならではの、起業もしたいなと。

 

カナダにいらっしゃい!

日本の未来あるみんな。

 

一回きりの人生。

たくさんのチャンスに囲まれて生きてみたい人。

 

Come Join Us in Canada!

******************

 カナダの小・中・高校の教育課程を基にした指導をしています。
クリティカルシンキングの基本が出来た生徒は「カナダの小さな町での留学・ボランティア」を経て、カナダに飛び出して行きます。
Super World Club(大澤眞知子、Robert McMillan)  

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