- 田中 香津奈
- かづなFP社労士事務所/株式会社フェリーチェプラン 代表取締役
- 東京都
- CFP・社会保険労務士
対象:保険設計・保険見直し
保障は、大きく分類すると「4つの保障」+「その他」があります。今あなたが加入している保険、検討しようとしている保険はどこに分類されるのかを把握する必要があります。
生命保険というと、死亡したときにもらうお金、というイメージが強いですが、「死亡保障」の他に、生きるための保障として「医療保障」「介護保障」「老後保障」も重要です。
子どもの教育資金の準備に保険を利用し、積み立てていくのも保険加入の仕方の1つともなっています。
「4つの保障」+「その他」をよく理解して、ライフプランに合った商品がどれかを検討してみましょう。
死亡保障
• 万が一の場合、残された家族が困らないように生活費を確保したい。
• 万が一の場合、子どもが独立するまで困らない教育費を確保したい。
• 最低限のお葬式代を保険金で用意したい。
医療保障
• 病気やケガで入院したときのために保障を備えたい。
• 特定の病気(がん・脳卒中・急性心筋梗塞)などに対して、手厚い保障がほしい。
介護保障
• 病気やケガなどで高度障害になった場合の保障を準備したい。
• 寝たきりや認知症で介護が必要になったときの保障がほしい。
老後保障
• 老後の生活資金を準備したい。
• 公的年金が支給されるまでの「つなぎ年金」がほしい。
その他
• 子どもの教育資金を確保したい。
あなたが加入している保険は、「4つの保障」のうちのどれにあてはまるか、さっそく確認してみましょう。
ここがポイント!
<4つの保障のチェック表>を使って、あなたの経済的リスクを確認してみましょう。自分自身と対話したり、家族のことをイメージしてみると、保険選びは確実に変わります。“4つの保障”をバランスよく保険でまかなうことが理想です。
(2004.3.14公開 2015.1.8更新)
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