賃貸借契約書類の訂正について - コラム - 専門家プロファイル

柳 一幸
株式会社アライバル 
東京都
不動産業

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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賃貸借契約書類の訂正について

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皆様こんにちは。
アライバルの柳です。

今回のコラムは賃貸借契約書類の訂正について書きたいと思います。

賃貸借契約類には、借りるマンションの『マンション名』、『住所』、『号室』、『賃貸条件』等の
重要な情報が記載されており、
また、借主・貸主はともに、署名・捺印欄に『契約締結日』、『住所』、『氏名』を記入し、捺印します。

稀に、上記のような契約書の記載事項に誤りがあったり、
署名・捺印をする際に、契約締結日や住所等を間違えてしまう場合があります。

その場合の契約書面の訂正方法を解説したいと思います。

訂正の仕方について、明確な法律で定められた決まりはありませんが、
当然のことながら、誤記の部分は『修正液』や『修正テープ』で訂正することはできません。

一般的には、どのように対応するかというと、『訂正印』で対応します。

『訂正印』の押し方については、
まず、誤記のある部分に『二重線』を引きます。

一文字だけ間違ってしまった場合ですが、
その一文字だけを訂正するのではなく、その『単語』毎に訂正します。
(例)住所の例で、中野区中野5-52-15とすべきところを、中野区高野5-52-15と誤った場合は、
『高』のみに二重線を引くのではなく、『中野』という単語に『二重線』を引きます。

『二重線』を引いたら、『訂正印』を訂正箇所の中心に押します。

次に、訂正箇所の上か下の空白部分に正しい単語を記載します。

上記の方法に加えて、空白部分に『〇文字抹消、〇文字挿入』という文章を記載すると、
より丁寧な訂正となり、契約書類等の重要な書類を訂正する場合は望ましいです。


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