Tweet
今日は朔旦冬至
「一陽来復」
明日からはお陽様が少しずつ
一緒にいて下さる時間が長くなります
私はいつもウキウキする日であります
でも今日はまだ一年で一番夜の長い日なのですよ
一年で一番 陽の短い「冬至」です
陰の極まる日です
こんなときは邪気が多いので
邪気をはらいます
柚湯につかったり
カボチャを頂いたり
小豆の入ったおかゆを頂いたり致します
こんな習慣も邪気を祓うものなのですね
そして 今年はもうひとつ
今日は新月なんです
旧暦の１１月１日
今日は「朔日（さくじつ）冬至」です
月も陰が極まる日なんですね
太陽も月も一緒に陽に転じる日が重なるのは
１９年に一度だそうです
明日は佳い日になりそうですね
早稲田の穴八幡様の一陽来復のお守りです
このお守りは冬至から節分の間だけのお守りです
穴八幡様の「一陽来復」
そしてこちらは今年の冬至の室礼です
昨日から供えた７品の「運盛り」です
子どもたちの「しりとり遊び」でも嫌われ者の「ん」のつくもの
一年の終わりぐらいは大事にしてあげたいですね
皆さんは見つけられそうですか？
橘流では干支のバトン送りもします
友人のとしこさんが作って下さった今年の干支『お馬さん」から
須坂の繭人形の「羊さん」へ
「お馬さんお疲れ様でした」
「ひつじさんよろしくお願いします」
末永く繋いで行くことが大事ですね
今朝はこれらの７品を料理して食卓に並べました
小豆・カボチャ粥 インゲンと銀杏もいれて
最後に柚をそえて出来上がり
レンコンのきんぴら にんじんと大根のなます
一年で一番邪気の多いこの季節
元気に乗り切るための家族への愛情料理ですね
今朝の食卓は運がたくさんの邪気払いです
一般社団法人橘流恕学(jyogaku)アカデミーhttp://tachibanaryu.net/
一般社団法人橘流恕学アカデミーでは、マナー研修・茶道・和文化などを通して
「恕」の精神を伝えています
「恕学」とは「自分を受け入れること」「相手を受け入れること」「互いに想いを馳せ合うこと」「相手の身になる」を実践して豊かな人生を送るための学びです
橘 凛保（Riho Tachibana）
