2014年12月19日株価指数・長期金利・商品先物価格週間騰落率 - 投資相談全般 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月22日更新

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2014年12月19日株価指数・長期金利・商品先物価格週間騰落率

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世界各国地域12月の各市場株価指数、国債利回り、商品先物価格及び商品指数の週間騰落率を紹介します。
騰落率の対象は原則2014年12月19日÷12月12日×100-100=パーセントで表しています。(休場などの理由で当日の数値が無い場合は前日・前々日等遡っています)

12月第三週は、日米等先進国株価の反発が目立つ週になりました。特に、日本株は大きな変動があった週になりましたが、この1年を見ると夫々の市場によって騰落の傾向が異なりますので、下図を参考に夫々の市場の特徴を確認ください。


141219TOPIXマザーズジャスダック年間騰落推移

上図は、一部総合=TOPIX(黄色)、マザーズ指数(ブルー)、ジャスダック指数(紫色)の過去1年間(2013年12月20日~2014年12月19日)の騰落推移です。
日本株の市場で最も振るわなかったのでマザーズで、5月には-30%レベルまで下落、その後回復したものの、11月以降TOPIXとの騰落率が離されています。市場の中で特定の銘柄に牽引されていて、深度が無いことが影響していると考えています。
一方ジャスダック指数は収支TOPIXを上回っていましたが、11月からはTOPIXの上昇率が上回っています。TOPIXの騰落は年前半低迷し6月に水面に顔をだし、一度沈みましたが11月から上昇トレンドに入っています。あと10日でどこまで年初を上回れるのか注視しています。

今週、世界の株価の推移はオールカントリー指数は2.31%の上昇で、先進国の株価を表すワールドインデックスは2.51%上昇しています。エマージング株価指数は0.66ぇと小幅でした。今週世界の株価を牽引したのはヨーロッパで、Stoxx600は2.95%上昇しています。
一方アジア・太平洋指数は-0.15%、中東・アフリカのブルンバーグGCC200指数は-1.21%の下落です。

米国の株価指数は大きな反発でNYダウは18日に400ドル以上の上昇を記録しました。
シカゴのVIX(恐怖)指数は、先週末21.08が火曜日には23.57ポイントまで上昇しましたが、週末には16.49まで下がっています。

日本株も総選挙後は下落しましたが、FRBの発表後持ち直しています。

★主要株価指数月間騰落率
先進国株価は先週の全面的な下落から、主にヨーロッパを中心にほとんどの指数が反発しました。
今週の上昇率1位はノルウェーのOSE全株指数で6.13%の上昇、2位はカナダのS&Pトロント総合指数で5.37%上昇、3位は英国のFTSE100で3.88%の上昇です。

141219先進国株価指数週間騰落率

下落した株価指数は、日本のマザーズ指数が1位で-1.43%の下落、2位はシンガポールのSTIで-1.34%、3位はオーストリアのATXで-0.68%です、

トップ同士の差は7.56ポイントになりました。

新興国とフロンティア諸国の株価指数は、中東・アフリカとアジアの多くが下落しています。 
上昇1位は中国の上海総合指数で5.80%と急騰しました。ついで2位はコロンビアのCOLCAPで5.74%の上昇、3位はギリシャのアテネ総合指数で4.60%上昇です。

141219新興国フロンティア国株価指数週間騰落率

下落した1位はエジプトのヘルメス指数で-9.46%の下落、2位はベトナムのVN指数で-5.57%、3位はハンガリーのブタペスト証券取引指数で-5.40%の下落です。次いで4位はカタールのQE指数で5.28%下落しています。

トップ同士の差は15.26ポイントの差がありました。

★10年国債利回り(長期金利)
先進国の株価は急反発しましたが、債券は多くの国で利回りが低下(価格は上昇)しています。
株価上昇・国債価格低下(利回り上昇)という相関が中央銀行の介入で機能しなくなっています。

141219主要長期国債利回り週間変化率

★商品先物価格及び商品指数
今週もニューヨークのWTI先物価格の下げはきつく、56.52ドルまで下がりました。木曜日の価格は54.11ドルで55.0ドルを割っています。
ドバイのスポット価格も-7.82%の急落で、NYの天然ガスは8.72%と大きく下げています。
また下げは、NY天然ガスは8%を超える下げとなりました。

141219主要商品先物価格および商品指数週間騰落率

金を始めとする貴金属、工業・インフラの影響が強い非鉄金属が価格を下げています。
穀物ではトウモロコシが3.60%上昇しています。

商品指数はCRB指数、日経商品17種ともに続落です。

文責
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独立系顧問料制アドバイザー(商品を販売しないアドバイスの専門家)
吉 野 充 巨

FP学会 会員
プライマリー・プライベート・バンカー日本証券アナリスト協会認定
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R) 
一級ファイナンシャル・プランニング技能士
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.htm

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