- 黒木 昭洋
- コーチ
- BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ
対象:コーチング
私ごとで恐縮ですが、先日祖母が無くなりました。
長野に住んでいて、なかなか顔を見に行くことができずに、最後にあったのが8月お盆のとき。
もう少しできることがあったのではないか?
もっと頻繁に顔を見に行けば良かったのではないか?
とても後悔をしていたので、その後悔の念について、自分のコーチに相談をしました。
相談内容は「後悔なく瞬間瞬間を大事に生きるにはどうしたらよいか?」でした。
すると、
・目を閉じて、おばあちゃんを思い出してください。
・そのおばあちゃんと会話をしてみてください。
・おばあちゃんに何と言葉をかけましたか?
・それに対しておばあちゃんは、どのように答えてくれましたか?
このような対話をしました。
その対話を通じて、とても気が楽になりました。
それまでは自分を責めていました。
相手のためにもっと何かできたのではないか?そういう重いです。
しかし実は「相手のために」とは無責任な言葉で「自分のために」と同じ意味だと気がつきました。
つまり「自分が後悔しないために」ということです。
そんなことではなく相手の立場に立つということが大切です。
後悔している自分をおばあちゃんが見たらどう思うだろうか?
過去に縛られている自分を見たらどう思うだろうか?
きっとそんな自分は見たくないはずだと思います。
対話を通じて、祖母を思い出した時に「もっと気楽に生きなさい」そんなアドバイスをくれたように感じました。
人は亡くなっても、心の中にいつもいて、思い出し語りかけることで、生き生きとしたアドバイスをいただける。
そんな未来に向かっていくポジティブな心持を取り戻す手伝いをコーチから頂きました。
自分もそんな存在でありたいと思います。
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