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柴垣 和哉
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閲覧数順 2024年04月16日更新

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「富裕層 日本脱出!?」

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こんにちは!

さて、先般財務省のまとめによれば、日本の富裕層の海外移住が増加しているとのことです。

特に、株式の売却益などに課税されないニュージーランド、シンガポール、香港、スイスへの移住者が、1996年に比べ2.6倍に増えていることが分かりました。

集計によれば、同4カ国への移住者は、96年が6722人に対し、2013年時点では17166人にのぼっています。

特に、移住者の増加が多いのがニュージーランドの8444人で3.4倍、シンガポールは1852人で2.3倍と続いています。

 

私が訪問した経験では、特にスイスは閉鎖的な面があり、またかなりのお金持ちでないとメリットを享受できないため、一部の超富裕層が移住していると思われます。

それに比べると、シンガポールは非常にオープンで、またニュージーランドは自然も多いことなどから、個人の目的、嗜好に合わせて移住先を決めていると思われます。

 

上記のような動向を受け、日本政府もただ手をこまねいているわけではありません。

欧州などで導入されている富裕層向けの税制を、すでに検討中です。

1億円以上の金融資産を保有している人が国外へ移住する場合、その“含み益”に対して国内で課税するというものです。

 

日本も、相続増税をはじめ、特に富裕層にとっては居心地のよくない状況が迫っているため、今後も“日本を脱出”する富裕層は増加していくこととなるでしょう。

 

私は国内を脱出する必要はないので、日本に住み続けるつもりです(笑)

ただ、国を維持するための税制強化も必要ではありますが、それよりまずは、「日本をより住みやすい国」「海外から観ても魅力的な国」にしていくことが、最優先課題ではないかと思います。

頑張りましょう!

 

それでは、今週末も平和で穏やかな日々となりますように!

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