おはようございます、今日は針供養の日です。
関東と関西で日が違うそうですね。
相続について、民法等の観点からお話をしてきました。
死を受け入れ、生前に話し合い、遺言書を用意する。
この流れこそが「相続対策」の本道です。
その上で、初めて「相続税」のことが話題になります。
昨今では相続税対策=税金を安くすること、という話題ばかりです。
しかし、その流れはあまりにも短絡的過ぎます。
自分や親族等が望む死後の方向性について検討し、それを実現するためにはこういった税対策をしておく必要がある。
この流れを踏まないで「相続税対策」をしてしまうと、後々に大きな禍根を残しかねません。
まず希望の状態を考え、そうなるとしたら相続税がいくらかかるのか?
試算をしてみた上で「大分税額が高いので、それではこういう対策を…」という順序が必要です。
色々な方面に話が散りましたが、改めて「死」について向かい合うきっかけとして頂ければ幸いです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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