１/２成人式と１/２米寿

 息子も明日で10歳になります。

  息子の小学校でも、「１／２成人式」の準備が始まったようです。生まれた時の写真を学校に持っていったり、生まれた時の家族の気持ちや名前の由来を調べてくる宿題が出たりしていました。

  大人になるまでの折り返し地点として、自分自身の成長について振り返り、これからどのような人間になりたいのかを考える良い機会になることでしょう。

  自分が10歳の時どのような人間だったのか振り返ってみると、算数はよくできるけれど、人の話を聞いているのかどうかよくわからない、のんきな子供だったように思います。今の息子と重なるところがあります。大人になったら何になりたいの？と聞かれても、うまくは言えませんでした。卒業文集には「駅長になりたい。」と書いた記憶があります。

  私が思うに10歳は、いろいろなことができるようになってきて、考えることも大人っぽくなってくるけれど、大人になった時、どのように役に立つのかよくわからない。そんな歳のようです。

私も44歳になり、米寿といわれる88歳の半分のところまで来ました。

  最近、未来に向けて何を残すのかをあれこれと考えます。今まではファイナンシャルプランナーとして、どのようにしたら私の人生の足跡を残せるかを考えてきました。今後は、ご縁をいただいてめぐりあった方々と協力して、組織的な成長を心がけていきたいと思っております。

  長男も私も、自分自身の殻を破って器を大きくする時期に来たようです。お金の価値がどのように変わったとしても、たくましく生き抜く力を養っていきたいものです。