- 大塚 嘉一
- 菊地総合法律事務所 代表弁護士
- 弁護士
対象:民事家事・生活トラブル
- 榎本 純子
- (行政書士)
以前、ヴァニティ・フェアをご紹介しました。ポルトローナ・フラウ社の椅子の傑作です。
最近、ある缶コーヒーの缶に露出しているのを発見しました。ジョージアの、その名も「ご褒美ラウンジ」。缶に張り付いたヴァニティ・フェアを見て、うれしくなって、つい三本、立て続けに飲んでしまいました。販売元の思惑通り、と言うことでしょうか。
グローバル化が進行し、ますます人は、取り換え可能な部品と化しつつあります。そんな中、世界の中で、お前の居場所はここだよと、保証してくれる装置の一つとして、住宅があり、なかでも、快適な椅子は、重要な位置を占める、そう思います。経済的には、交換可能な存在であったとしても、その身体は一つ限りのものであって、それは、地球上の一点にあり、これを占拠しているのだ、という意識、自信は、自分を取り戻すための確かな一歩たりうる、そう信じます。我が家のヴァニティ・フェアに包まれながら、そんなことを考えます。「ご褒美…」というネーミングも、疲れを癒してくれる感があって、大変結構です。
味はと言うと、うーん、もう少しプレミアム寄りでもよかったかな、と思います。せっかく、贅沢な銘品を宣伝に使っているんですから。
それはそうと、ヴァニティ・フェアや、製造元のポルトローナ・フラウ社の名前が記されていません。商標上の権利関係はどうなっているのでしょうか。心配になってきました。弁護士の職業病、でしょうか。
このコラムの執筆専門家
- 大塚 嘉一
- (弁護士)
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