こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
「夫との言い争いは、まるで話が噛み合いません」
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こんなお声をお聴きすることがあります。
もちろん話が噛み合うようであれば、言い争いにはならないですよね。
きっと冷静な話し合いをすることが出来るでしょう。
大げさかもしれませんが
「言い争い=噛み合わない」
ぐらいに思っていてもいいのかもしれませんね。
「それにしても、合わなさ過ぎる!」という場合は、お互いに同じ出来事について話していないかもしれません。
女性にとってはショックでしょうが、多くの男性は、ケンカのときに、ごく最近の記憶しか振り返りません。
こちらが新婚時代から、いいえ、お付き合いしていた頃からの積み重なった辛さをようやく吐き出しているのに、男性はそれを最近の出来事に当てはめて理解しようとするんです。
例えば夫の浮気が発覚して口論になった場合。
女性は、これまでずっと遠慮して、譲歩して、我慢して、耐えて、忍んで、自分を差し出してきたのにも関わらず、夫に裏切られたわけですから
「私の犠牲の上にこの家庭は成り立っていたのに、アンタは何好き勝手やってんのよ」
と、過去何年もの間抑圧してきた思いを一気にぶつけます。
「ずっとしんどかったのに頑張ってきたこの私が裏切られた」ということについて、夫に物申したいのですよね。
でも夫は
「浮気相手とは別れたし、謝ってるのに、まだ許してくれない!」
と浮気問題のことしか意識していません。
しかも、直近の出来事を反省したらさっさと未来を向きたいので、まだ過去に囚われている妻を鬱陶しく思うこともあります。
過去を重視する妻と、未来に進みたい夫。
これでは噛み合わなくて当然ですよね。
一緒にいるのに、生きている時間がズレているのですから。
そんな二人が、もう一度やり直すためには時間がかかります。
修復は、焦らずじっくりコトコトいきましょ。
一旦冷めた煮物の方が味がしみるって言うしね。
あたため直した翌日のカレーは、前日よりも格段に美味しいしね。
一度冷めても絶望しないで、再加熱すれば大丈夫(*^^)v
いかん、いかん。
お腹が減っているときに書くと、いつの間にか食べ物の話になってしまいますね(^。^;)
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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