中途採用の面接に臨むポイント - キャリアプラン全般 - 専門家プロファイル

葉玉 義則
ニューボイスジャパン株式会社 代表者
キャリアカウンセラー

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閲覧数順 2024年04月22日更新

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中途採用の面接に臨むポイント

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元総務・元人事の打ち明け話
今日から9月です。夏休み気分も抜け、世の中全体が
徐々に、徐々に、動き始めていくのでしょう。

以前も、このコラムで書きましたが、今年末の商戦に向けて、
あるいは、来年度の戦力補強に向けて、各社とも中途採用に
力を入れ始める時期でもあります。

そこで、今日は「面接」に臨むポイントについて、簡単では
ありますが、長年の人事経験に基づき、私見を披歴したいと
存じます。

まず、気をつけるべきポイントを挙げると、

□ 服装

人と会う基本ですね。TPOに応じた清潔感を与える服装を
心がけてください。

第1印象(イメージ)に大きく左右される要素ですから、
手抜きは厳禁です。

□ 自己PR〔履歴、経歴の説明〕

上手に話す必要はありませんが、事前に脚本化し、骨格を
頭に叩き込んだ上で、現場の空気感を察し、相手の興味を
そらさない“テンポの良い”スピーチを目指してください。

大事なことは、相手先が何を求めていて、自分が、それに
どう応えられるか、を魅力的に伝えることです。

もちろん、経歴を簡潔に伝えることも、忘れずに!

言いすぎない、ことも重要です。言わずもがなの一言で
失敗した例は、枚挙にいとまがありません。

言いすぎない適度な話(説明)の中で、相手が話の腰を
折ってくれたら、かなりの脈があると思って良いでしょう。

この短い時間の中で、採用可否の大半は決します。

□ 質疑応答

前項の良しあしで、この流れも変わってきます。

面接担当者の琴線にふれられれば、より具体的な質問が
投げられるでしょうし、逆に、ピントをはずしてしまったら、

「何か、質問があれば、お受けします」

的な、あたりさわりのない“やりとり”になってしまう
可能性があります。

この場合は、前項の不足を補うためにも、相手会社の
事前研究の成果を出すべく、相手担当者がギクッと
するような、鋭い質問を投げかけてください。

但し、その根底に、前向きな気持ちが込められて
いなければ、ただの批判にもなりかねないので、
そこの所は慎重に考え、対処してください。

□ 言いたくない所から説明しましょう。

転職歴が多い理由とか、何故、会社を辞めたのか、など
ネガティブな話材は、出来るだけ避けたいのが本音だと
思いますが、

逆に、相手先の面接官は、一番知りたい所でもあります。

事前に話の筋立てを考えておき、出来る限り後ろ向きに
ならないように気をつけながら、後で聞かれる前に、
最初の段階で、話してしまいましょう。

その方が、面接官との信頼関係の構築にも役立ちますし、
話の本筋に入っていきやすくもなります。

案外、重要なポイントです。

□ ばか正直になるのはやめましょう。

自分の期待している条件と違ったり、何か雰囲気が違うと
面接の場で、感じることもあると思いますが、その気持を
そのまま面接の場では出さないように気をつけましょう。

求人企業も応募者も、面接の段階は、当然、最終決定を
出す場ではない、と理解すべきです。

時として、そういうケースもありますが、経験的には
互いに、多少の時間をおいて、結論を出した方が、
ミスマッチの確率は減ってきます。

結論は、後で出せは良いのですから、面接の場では、
好印象の演出に、全力を注ぎましょう。

□ 会社を見極める質問項目を絞りましょう。

短い時間の中では、平均的に、2〜3の質問しか出来ない
ことも多いでしょう。

複数の面接をこなしていく中で、迷った時に、決め手と
なる自分なりの条件を、事前に質問項目として絞り込み、
投げかけるようにしましょう。

出来れば、会社の風土や人間関係、社員のモチベーション
レベルが図れるような質問だと、後々参考になるでしょう。

面接官の「答え」そのものではなく、答え方、口ごもり方、
饒舌に答える、等々、そんな雰囲気が、けっこう本質を
語ってくれたりもします。

一つ一つの動作や間を、見落とさないようにしましょう。

以上、簡単ですが、面接に臨む際の心構え、気をつけるべき
ポイントについて、いくつか挙げてみました。

ご参考になれば、幸いです。

異常な豪雨が続いていますが、是非ともこの秋は、穏やかな
「秋日和」になってほしいものですね。

皆様のご多幸とご健勝を心よりお祈り申し上げます。


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