年末に税金を安くする方法 - 個人年金・確定拠出年金401K - 専門家プロファイル

岡崎 謙二
株式会社FPコンサルティング 代表取締役
大阪府
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月18日更新

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年末に税金を安くする方法

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いよいよ年末に近づいてきました。銀行や保険会社から来た書類を職場に出したと思いますが、それらは職場で「年末調整」して12月に税金が戻ってきます。
年末に何か節税できないかと探している人にはお得な話しです(すでに多くの方が利用しているでしょうが)
それは個人年金に年払いで加入することです。個人年金でも「税制適格特約」というものでなければなりませんが、生命保険や職場の年金保険で扱っています。
生命保険に加入すれば税金が安くなることはご存知でしょう(生命保険料控除)が、生命保険とは別に年金に加入すれば生命保険料控除とは別に「個人年金保険料控除」があるのです。所得控除でき、最大で所得税4万円、住民税2万8,000円をその年の所得から差し引くことができます。控除になる条件がいくらかあるので注意です(下記参照)
・年金の受取人は、契約者か配偶者である
・年金受取人と被保険者が同じ
・保険料の払込期間が10年以上あること
・確定年金なら、60歳以降に受取開始し年金の受取期間が10年以上あること
これらの条件を満たせば税金が安くなるのです。
ではいくら税金が安くなるのでしょうか。例えば年収500万円の独身の方の例をみると、年間8万円以上の個人年金保険料を支払えば、所得税で4,084円、住民税で2,800円です。つまり個人年金に年間8万円以上加入するだけで所得税住民税合わせて6,884円が戻るのです(所得の多い人ほど税率が高いので節税効果が高い)
すでに職場に書類を出して年末調整したという人でもまだ大丈夫。年末調整に間に合わなければ確定申告をすればいいのです。
意外とこの税制適格特約付個人年金のことを知らない人が多いので、とてもお得な情報ですよ! 
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