- 飯田 祥子
- エレガントスタイル 代表
- 東京都
- マナースタイリスト
対象:人材育成
講師育成研修の中で、毎回 多くの受講生の方々は、
私の発した言葉や手順を覚えようとします。
”言葉は自分の言葉で” とお伝えしても、
どうしても、 同じようにすることに意識がいってしまうようです。
何事も 真似からはじまるとは言いますが、
言葉まで全く、同じに話すことや手順を覚える。 という意識では
大事なことを見落としてしまいます。
わたしと同じ言葉はセリフのようなもの。 手順も同様。
ことさら覚えようとしなくても、 反復すれば自然と覚えてしまうものです。
型を覚えたところで満足しても、あまり意味がありません。し
何より、未来の受講生に失礼です。
教える。を目指している方へ大切なことを5つ。
① 意味を知る。
② なぜそうしなくてはならないのかを理解する。
③ 身体の動きを感じる。
④ スピードやリズムを感じる。
⑤ 心の動きを感じる。
しっかりと 「感じる」 ことが大事です。
いろいろ感じていると、 「気づき」 があるわけです。
「そうか。こうすると丁寧さが両立するのね」 とか、 「自分にはこういうクセがあるのね…」 とか。
感じる度合いや気付く深さは そのひとの経験によって、 サイズは違います。
『講師』 とは 教育者。
「教える・伝える・知った」=満足 ではなく
「“感じる・気づく・改善できる” こころ」 を 教育すること。
受講者のマインドを育てることができる。
これが、講師として在るべき姿のではないかな…。 と思います。
真のマナーは、本来ある「 あなたの美しい本質」を輝かせるものなのだから。
このコラムに類似したコラム
哲学的思考入門 (初級)その2 中沢 努 - コンサルタント・研修講師・講演講師(2011/05/20 18:00)
【受講者感想vol.642】 自分の部下を実例に具体的な指導・育成方法、叱り方など指導頂き、大変勉強になった タカミ タカシ - キャリアカウンセラー(2023/11/04 22:00)
人は勝手に育たない 長谷川 進 - 経営コンサルタント(2015/11/10 09:24)
リアリティがあるほど人は育つ 長谷川 進 - 経営コンサルタント(2015/08/13 11:10)
計画的人材育成 長谷川 進 - 経営コンサルタント(2015/06/16 08:22)