- 飯田 祥子
- エレガントスタイル 代表
- 東京都
- マナースタイリスト
対象:人材育成
企業研修のご依頼を受けた時、まず事前ヒアリングとカウンセリング を行います。
その上で、研修内容をカスタマイズ提案しています。
わたしが、ヒアリング・カウンセリングの際、チェックするのは
『当たり前に行っていること』 です。
お客様に対して、 どんなことを 当たり前にしているのか?!という部分ですね。
お客様の気持ちに応えられる、おもてなし指数値の高さは
「当たり前の基準の高さの違い」 にあります。
人は自分にとって、「当たり前」だと思っているものは、慌ただしくても 行おうとします。
例えば、「水回りはいつも、きれいなのが当たり前」 と思っている人は、慌ただしくても、疲れていても、時間をみつけて掃除します。
でも、「見えなければいいか。」 と思っている人は、掃除しなくても全く問題ないでしょう。
このように、 ひとは、当たり前の基準によって、気付ける習慣が違ってきます。おもてなし指数も同様です。
「挨拶はとりあえずしておけばOK」 という基準の人もいれば、「挨拶は自分からするもので、気持ちよくする」のが当たり前という基準の人もいます。
当たり前の基準の差が、おもてなし指数へつながっているわけですね。
マナー研修を活かすには「会社や店舗の当たり前基準をあげること。」
まずは個人レベルであげることです。いきなり上げすぎると、続かないので、小さな事から 少しづつ上げるのが良いでしょう。
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